無念の棄権… チャン・キムは腰の状態が好転せず(撮影:ALBA)

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<ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目◇1日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>
賞金王レースから1人の選手が脱落した。腰痛をおしてこの最終戦に出場していたチャン・キム(米国)。初日は12オーバーで最下位発進、昨日は「その日の状態で判断したい」と話していたが、容態は好転せず、第2ラウンドのスタート前に棄権となった。
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「非常に残念」と少し俯きながら話したキム。今季は3勝を挙げ、大ブレイクをはたし賞金王が狙える位置で今大会に参戦していた。「自分でもチャンスだと思っていた。今年は賞金王を狙うことができたのに…」。今季は「全米オープン」など海外メジャーにも参戦、これまでよりもタフな移動もあり、体には疲労が溜まっていった。
「これを機会に来季には、さらに強い身体にしていきたい」。今季はショートゲームとパッティング技術の向上で結果が残せるようになったが、来年に向けてさらにトレーニングにも精を出すと宣言。「今年は特別な1年になった。このゴルフを続けていきたい」と前を向いた。
キムは日曜日に帰国し、アリゾナ州にある自宅で療養。米ツアー2部のQTを受験するかどうかは、「今のところは受けるつもりだけど、この状態が続けばそれもやめないといけないね」と淡々と話した。3勝を挙げた充実感もあれば、賞金王のチャンスを逃した悔しさもある。キムにとっては少々複雑な、けれども一生忘れられない一年になったようだ。

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