1日、中国メディアの中新経緯が、韓国メディアの報道を引用し、9カ月ぶりに中国人訪韓ツアー客が訪れると伝えた。写真は韓国のホテル。

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2017年12月1日、中国メディアの中新経緯が、韓国メディアの報道を引用し、9カ月ぶりに中国人訪韓ツアー客が訪れると伝えた。

アシアナ航空によると、中国のツアー客32人が12月2日、アシアナ航空OZ334便で北京から仁川空港へ到着するが、これは高高度防衛ミサイル(THAAD)問題で中国側が韓国へのツアーを禁止してから初となるツアー客だという。

韓国メディアによると、28日に北京と山東の観光局が旅行会社に対して韓国ツアーの販売を許可した。その後、アシアナ航空と北京の旅行会社が韓国大使館に32人の団体旅行ビザを申請した。記事は、「中国国家観光局は28日の会議で、北京と山東のツアー客が韓国を訪問することを許可する決定がなされたとの報道があったが、これが正しかったことを意味している」と伝えた。しかし、ロッテホテルでの宿泊とロッテの免税店に連れて行って買い物をすることは禁止されているという。

韓国メディアによると、中国国家観光局は29日にも杭州で会議を行い、北京と山東以外の地区の旅行会社に対しても、韓国ツアー販売の許可を与えるかどうかを話し合ったとのことだ。

韓国側の主張する「韓国旅行禁止令」について中国側が認めたことは1度もないということだが、中国紙・環球時報が28日に大手旅行予約サイトを調べたところ、韓国ツアーは販売されていなかったという。

今年3月以降、中国人ツアー客が絶え、中国市場に強く依存していた韓国の旅行業界は大打撃を受けていた。今年の国慶節の長期休暇でも、中国からのツアー客はゼロの状態で、免税店の売り上げは大幅に減少していたそうだ。

現代経済研究院の統計によると、中国人観光客の減少による経済的な損失は18兆1000億ウォン(約1兆8100億円)に上るという。韓国メディアは、「中国人客を引き付けるために韓国のホテル業界は、リフォームするなどして迎える準備を整えている」などと報じている。(翻訳・編集/山中)