男子ゴルフ、ヒーロー・ワールドチャレンジ初日。3番のグリーンでギャラリーの歓声に応えるタイガー・ウッズ(2017年11月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子ゴルフ、ヒーロー・ワールドチャレンジ(2017 Hero World Challenge)は30日、バハマ・ナッソー(Nassau)のアルバニーGC(Albany Golf Club)で開幕し、腰の手術や私生活の問題で10か月間戦列を離れていた元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が、大会復帰戦の初日で手ごたえのあるプレーを見せ、3アンダーの好発進を果たした。

 メジャー通算14勝を誇るウッズは、今年2月のドバイ・デザート・クラシック(Omega Dubai Desert Classic 2017)で途中棄権して以来301日ぶりの実戦で、5バーディー2ボギーを記録し、6アンダーで首位に立ったトミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood、イングランド)と3打差につけた。

「自分でも本当に良くやったと思う。いろいろな問題に遭遇してしばらくプレーしていなかったから、このスコアには満足だ。試合に出て再びスコアカードに名を連ねることができて楽しかった」と笑みを浮かべながらコメントしたウッズは、度重なる故障で2015-16シーズンを棒に振ることを余儀なくされ、今年4月には腰の手術に踏み切った。

 41歳のウッズはまた、復帰戦がどうなるか分からなかったことを認め、「自分に何ができるか分からなかった。自宅ではずっとゴルフをしていたし、パットの練習もたくさんした。だけど、大会でティーアップするのとは少しわけが違う。アドレナリンがみなぎったよ。少し時間を巻き戻さなければならなかった。久しぶりの大会で、気持ちの部分で苦労した」と明かした。

 最初の2ホールでは惜しくも2本のバーディーパットを外したものの、ウッズはパー5の3番で2オンに成功すると、2パット目を沈めてこの日初めてのバーディーを記録。さらに8番でも20フィート(約6メートル)のバーディーパットを沈めてスコアを2アンダーに伸ばしたあと、9番ではチップショットを外してボギーをたたいた。

 それでもウッズは、後半に入ってからも10番、13番、14番でバーディーを決めて4アンダーを記録するチャージを見せたが、15番でボギーをたたいてその勢いが止まった。

■「心から感謝」

 ここ数年のウッズは故障だけでなく私生活でも災難が続いており、5月には自宅近郊の米フロリダ(Florida)州の路肩でメルセデス・ベンツ(Mercedes Benz)の中で眠っていたところを発見され、飲酒または薬物を使用しながら車を運転したとして逮捕されるという悪夢に見舞われた。

 初日のティーオフを前に、ウッズはかつて自身が席巻したゴルフに復帰する手助けをしてくれた人々に対して、心の中で感謝したことを明かし、「けさは心から感謝した。自分を支援してくれて、ツアーに復帰して再びラウンドできる機会を与えてくれた人たち全員を思い浮かべて感謝した」と語った。

「自分の人生において、本当にたくさんの人々に助けてもらっている。友人をはじめ、会ったこともない人たち、そして当然ながら自分の執刀医。彼ら一人一人を思い浮かべながら改めて感謝した」
【翻訳編集】AFPBB News