7〜9月期のGDPは速報値から0.1ポイント引き上げられた(イメージ)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が1日発表した7〜9月期の実質国内総生産(GDP、暫定)は前期比1.5%増加した。速報値から0.1ポイント上方修正され、7年ぶりの高水準となった。輸出が6年半ぶりの高い伸び率を示し、GDPを押し上げた。前年同期比の成長率は3.8%で、14四半期ぶりの大きさだった。

 7〜9月期の前期比GDPが速報値より上がったのは、9月の民間消費と設備投資が好調だったため。

 7〜9月期の民間消費は0.8%増と、1〜3月期(0.4%増)に次ぐ低水準だったが、速報値からは0.1ポイント引き上げられた。

 政府支出は2.3%増加し、22四半期ぶりの高い伸びだった。健康保険の給付金などが増加した。

 設備投資の伸びは0.7%で速報値より0.2ポイント高かったものの、2016年1〜3月期(7.0%減)以来の低水準にとどまった。建設投資は1.5%、知的財産生産物投資は1.1%、それぞれ伸びた。

 輸出は6.1%増加し、11年1〜3月期以来の高い伸びを記録した。輸入も4.7%増加した。

 業種別の成長率は、製造業が2.9%で10年4〜6月期に次ぐ大きさとなった。建設業は1.5%、サービス業は卸小売と飲食・宿泊を中心に1.1%と集計された。

 7〜9月期の成長率が上方修正されたことから、17年通年の成長率見通しも引き上げられるか、関心が集まる。高水準となった速報値の発表後には、国内外で今年の成長率見通しを3%以上に引き上げる動きが相次いだ。国際通貨基金(IMF)は3.2%と見込んだ。

 一方、7〜9月期の実質国民総所得(GNI)は前期比2.4%増加した。