釜の表面に光の反射でハート模様が見える位置がある/キリンビール神戸工場

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「キリン一番搾り生ビール」のフルリニューアルに合わせ、工場見学の内容を一部変更。缶製造ラインの映像の改良や写真スポットの新設などで、より楽しめる内容に。見て、触って、味わって楽しめるので、小さな子供にもおすすめ。レストランがあるのも高ポイント。<※情報は関西ファミリーウォーカー冬号より>

【写真を見る】見学ゾーンへ出発!/キリンビール神戸工場

1961(昭和36)年から35年間使われた糖化釜は絶好の撮影ポイント。釜の表面に光の反射でハート模様が見える位置がある。

■ 見学ルートをチェック!

大きな木の扉から入ると、ビールの神様「ガンブリヌス王」がモニターに登場。工場見学について説明してくれる。

ビアシアターでビールの原料や造り方を学んだあと、実際にホップと淡色麦芽に触って、香りを比べられる。

仕込釜に隣接した部屋で釜の熱気を体感。映像を通して、一番搾り製法について学ぶことも。

缶詰めから箱詰めまで見学。映像が一新され、缶に近い目線で製造ラインを眺められるように。

できたてビールを1人3杯試飲できる。「キリン一番搾り」などビールは3種、ノンアルコールビールやジュース、コーヒーなどの清涼飲料も。

工場見学のあとは、館内のショップでおみやげ選び。ビール酵母入りの「柿の種チーズ味」(580円)などキリン工場限定品をぜひ!

■ 見どころはココ!

<Q.1分間で何本のビールができる?>

<A.350mLが2000缶!>

高速で回転しながらビールを缶に詰める缶詰め機も見学可能。見学通路には縦20缶×横100缶、合計2000缶がズラリと並べられ、圧巻の迫力!350mLのビール缶。この量が1分でできるなんて驚き!

<Q.「一番搾り」ってどういうこと?>

<A.もろみをろ過し、最初に出た麦汁>

一番搾り後のもろみにお湯を注いでエキスを搾り出したものが二番搾り麦汁。見学コースでは一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べができる。左の麦汁が一番搾り。発酵前なのでノンアルコール。

<Q.発酵・貯蔵タンクに入っている量は?>

<A.中ジョッキで約125万杯分>

発酵・貯蔵タンクは直径8m、高さ18.2m、容量460kL。毎日、中ジョッキで1杯飲んだ場合、空になるまでに約3500年もかかってしまう大容量。コース内にタンクの模型が設置されているので、スケールの大きさを体感して。

2017年9月に写真スポットが登場。製造ラインの缶に座っているような写真が撮れる。

試飲会場では、ドリンクと共に「柿の種チーズ味」を味わうことも。ショップで購入できる。

3種類の「一番搾り」を飲み比べ。特徴が書かれたテイスティングシートも用意されている。

「ビールのおいしさの秘密をわかりやすくお伝えします。見て触って、お子様でも楽しめる工夫がいっぱい!」と、ツアーガイドの前田さん。

■ コレが食べられる!

周辺の自然豊かな風景を眺めながら食事ができる「丘の上のビアレストラン」も人気。ビールで煮込んだ料理をぜひ。

ランチメニューは新鮮サラダと自家製パン、三田米ライスが食べ放題。

「お子様ハンバーグ」(648円・ランチ)

「牛肉の一番搾り ビール煮込み」(1814円・ランチ)

■丘の上のビアレストラン<電話:078-984-2106 時間:11:00〜21:30(LO20:30)、ランチ11:00〜16:00(LO15:00) 休み:月曜(祝日の場合営業) 席数:150席 タバコ:禁煙>

■工場見学DATA/見学可能人数:2〜40人 見学可能時間:9:20〜15:40 休み:月曜(祝日の場合開館) 所要時間:60分 予約方法:3か月前の1日から前日までに電話またはHPで申込。受付は9:30〜16:30 年齢制限:なし おみやげ:なし 注意事項:製造ラインが休止している場合は映像での案内。土日祝は製造ラインが中止。

■キリンビール神戸工場<住所:神戸市北区赤松台 電話:078-986-8001 入場料:無料 駐車場:無料(100台) トイレ:2か所(おむつ交換台あり) 授乳室:あり 救護室:あり 飲食物の持込:不可 飲食施設:1か所 ベビーカー:可 アクセス:中国自動車道神戸三田ICより4分、または三田駅より無料送迎バスで約20分>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)