灯油タンクの色は東西で分かれる!その理由は関西人の商売気質だった

2017/12/01 18:25 ウェザーニュース

昼間は日差しが暖かくても、夜はめっきり寒くなってきましたね。そろそろ、灯油巡回販売車の音楽を聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ところで、この灯油を入れるポリタンク。皆さんの街では何色ですか?

関東は赤、関西は青が主流だった

ウェザーニュース会員の方に、「あなたの街の灯油用ポリタンクの色は?」と質問。赤、青、赤や青(混ざっている)、その他の4択で回答して頂いた所、半数以上は「赤」のポリタンクであるという結果でした。また、「その他」の方の回答を詳しく見てみると、「白」と答えている方も多くいる事が分かりました。

都道府県ごとに見てみると、なんと色の違いがエリアごとにクッキリ!関東・甲信越や東北は赤のポリタンク、北海道や中部から西のエリアでは、青になっているではありませんか!詳しく数字を見てみると、関東甲信越・東北は90%以上が赤で圧倒的です。一方、北海道や中部から西では、40〜60%が青と回答。四国や九州では赤と青が拮抗している状況でした。とはいえ、ここまでキレイに違いが出ているという事は、何か理由がありそうですね。

エリアで色が違う理由とは?

昔は、白いポリタンクが多く利用されていたようです。ただ、飲料水も同じ白い容器に保存していたため、混合するのを防ぐべく、段々と色がついたタンクが増えて行ったんだとか。その際、関東では、危険という意味合いを示す赤のタンクが定着していきました。一方、関西では、赤に比べて青の顔料の方が安価だったため、青のタンクが普及していったという説が一般的なようです。こんな所にも、関西人の商売気質が現れていたんですね。さすがです。ちなみに、灯油用ポリタンクは、JIS規格によって素材は決められているものの、不透明であれば色の規定はないようです。

ストーブが活躍する冬が到来

ウェザーニュースの長期見解によると、今年の12月はいつもの年より寒くなる予想です。つけると一気に部屋が暖まる石油ストーブは、ますます活躍する機会が増えていきそうですね。ただ、石油ストーブは空気が汚れてしまうので、こまめな換気が必要となります。一方、エアコンやホットカーペットは空気が汚れる心配はありませんが、乾燥やなかなか暖まらないなどの欠点も。そこで、複数の暖房器具の長所短所を活かして使い分けることをオススメします。