TrueDepthカメラがiPhone Xに搭載されたことによって、一挙に3Dセンサーに注目が集まるようになりましたが、熱い視線を送るのは消費者だけではありません。Appleのライバルメーカーたちも、iPhone Xに対抗すべく躍起になって技術開発に勤しんでいます。

明らかにAppleを意識

中国メーカーHuaweiは、自社のフラッグシップモデルHonor V10を発表した際に、自社が開発中の新技術についても触れました。インカメラに搭載された3Dセンサーで、顔に300,000もの赤外線ドットを照射し、スマートフォンのロック解除や、送金などに用いることができるという技術です。
 

 
赤外線ドットの数が300,000というあたりに「iPhone Xの30,000よりも10倍多く、精度が高い」と言わんばかりの意識が感じられますが、HuaweiがAppleを意識しているのは言うまでもありません。プレゼンテーションには他にも、明らかにiOSのアニ文字から影響を受けたと思われるアニメが登場しています(何と呼ぶのでしょうか)。
 

 
残念ながら、同日発表されたHonor V10や、次世代モデルのP11といった端末には搭載されないようですが、「AppleのTrueDepthカメラは他社より技術的に2.5年進んでいる」と、呑気に構えていられる状況ではなくなってきたのは確かです。

もはや単なる中国メーカーにあらず

HuaweiのApple模倣は有名で、以前にはネジ穴の形状までiPhoneそっくりにしたことが大きな反響を呼びました。
 
かつて、模倣を厳しく指摘された際に「傑物同士は考えが似るものだ」と開き直るかのような態度を見せたこともあるHuaweiは今や、スマートフォンの出荷台数でまもなくAppleを抜き、Samsungに次ぐ業界2位に躍り出ることが予想されています。
 
くしくも日本は現在、相撲における横綱の“品格問題”に揺れていますが、そろそろスマートフォンメーカーの品格も問われる時期に来ているのではないでしょうか。
 
 
Source:GSMArena
(kihachi)