李大維外交部長

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(台北 30日 中央社)李大維外交部長(外相)が29日、一部から中華民国(台湾)との国交断絶が懸念されているパラオについて「最近は頭を悩ませている」としつつも、「困難を乗り越えることができると思う」と述べ、関係維持に自信を見せた。

同日の立法院(国会)外交および国防委員会で、野党・国民党の議員からパラオに関連した質問を受けた際に答えたもの。また、「同国との外交関係を信号の色に例えれば」と聞かれると、「黄青信号」だとの考えを示した。

中国大陸の圧力を背景に、昨年5月に発足した民進党・蔡英文政権は同年12月、西アフリカのサントメ・プリンシペ、今年6月には中米パナマとの断交を余儀なくされ、台湾と外交関係を持つ国の数が20にまで減っている。

最近は、ともに台湾の「国交国」であるバチカンやパラオへの団体旅行を厳禁する通達を中国大陸当局が出したことが22日までに判明。これら国への「揺さぶり」だとして台湾の一部政治家やメディア関係者が警戒を強めている。

(侯姿瑩/編集:羅友辰)