Pepperがビジネスや教育分野で活躍!?お会計ができる「レジ for Pepper」などのソリューションを紹介

ソフトバンクロボティクスは20日、都内にて「新たな取り組みに関する記者発表会」を開催し、同社が開発するロボット「Pepper」による決済を可能にする法人向けソリューション「レジ for Pepper」および業務用清掃ロボット事業への参入を発表した。

またPepperは独自のアプリ開発を不要とし、幅広い業種でPepperの業務利用を簡単にする「お仕事かんたん生成2.0」の提供を開始する。

さらにロボットを活用した教育支援のための社会貢献活動「Pepper 社会貢献プログラム」として、小中学校の主要教科を学べるロボアプリを開発し2018年4月以降に提供するという。

今回は同社が「次のレベルに進んだ」とするPepperの活用方法および業務用清掃ロボットについて紹介していく。


初期のPepperは店舗や施設での客寄せ目的だったのだが、最近では受付業務などの業務自動化などの採用事例も増えてきている。

そしてPepperはAI(人工知能)とデータを活用した「Level3」として、これまで得た知見からさまざまな業務に活用できるようになるという。


その例として、ホームセンターの「GodDay」では、グーグルの「Google Cloud Platform」を利用し、探している商品を商品データベースと連携して商品の場所を案内するサービスを実施。成果として1日平均30人を案内している。


また「AEON MALL」では、IBMの「Watson」を活用した顧客対応を行っている。導入時は質問の正答率が37%だったが、2ヶ月弱の追加学習によって約7割の質問をカバーできるようになったという。

この事例では独自のアプリ開発で行ったものだが、今回発表したPepper向けの新サービスお仕事かんたん生成2.0では、小売や飲食、金融、自動車、病院など10の業種・業態・利用シーンで利用できるように100パターンのテンプレートを用意し、業務の自動化を促進する。

さらに日本マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」に膨大な接客データをセキュアかつ可用性高く蓄積しビジネス分析も可能としている。


そしてPepperの新しいビジネスソリューションとして紹介されたひとつがレジ for Pepperだ。このサービスは、Pepperが商品の案内と電子マネーでの会計を行い、レシートを持ってカウンターでオーダー商品が受け取れるというもの。決済はQRコード式の各種Pay方式や、Suicaなどの電子マネーで行う。

例として、カフェでの利用が紹介されていたが、メニュー画面では一度買物をしてPepperに顔が登録されていれば、前回の履歴などからスムーズに注文を可能としている。また、会計の前に店舗のオススメメニューをPepperがプレゼンテーションするなどのレコメンド機能も盛り込まれている。


ソフトバンクロボティクスが次に進出するロボットの分野は「脚」、移動を伴う業務をロボットで置き換える。


有効求人倍率が2.1倍だという清掃業界では、人手不足と高齢化が課題なのだという。


そこでSoftBank Vision Fundが投資しているBrain Corp.の自動運転技術(Brain OS)を搭乗式スクラバーに搭載し、自律走行を可能とした搭乗式スクラバー(床洗浄機)を2018年夏に発売する。


自利走行は、GPSなどによる位置情報から目的地を割り出すのでははなく、一度搭乗してコースを覚えさせる方式だ。システムは比較的シンプルでありながら、カメラで周囲を監視し、人や障害物がある場合は停止して回復を待つ。

レジ for Pepperの利用例や業務用清掃ロボットは動画として記録しているのでチェックしてみて欲しい。


動画リンク:https://youtu.be/nizwWLltmNw



記事執筆:mi2_303


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