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ドコモ・ヘルスケアはこのほど、「朝の起きやすさ」に関する調査結果を明らかにした。同調査は2016年10月1日〜2017年9月30日、ウェアラブル活動量計「ムーヴバンド3」を利用する男女2万8,407人の蓄積データから算出したもの。

「ムーヴバンド3」は腕に着けるだけで、歩数・睡眠(時間/状態)・消費カロリー・移動距離などが計測できるウェアラブル活動量計。振動で起こす目覚まし機能があり、今回、起床時に指定した間隔で振動するスヌーズ機能の平均使用回数(以下、平均スヌーズ回数)を朝の目覚めやすさの尺度とし、利用者のデータを分析した。

月ごとのムーヴバンド3の平均スヌーズ回数を比べたところ、最も回数が多かったのは12月(1.52回)、最も少ないのは9月(1.14回)だった。回数が増加するのは10月(1.39回)から12月にかけてで、冬に向けた気候の変化とともに朝起きられない人が増えていることがわかった。

性別年代ごとの平均スヌーズ回数を比較すると、年齢が若いほど回数も多かった。20代平均では、男性2.61回、女性2.56回と、スヌーズが2回振動してもまだ起きられないという結果になっている。全体を通してみると、男女どちらも年代が上がるごとに平均スヌーズ回数は減少している。

また、30代から60代にかけては、女性の方が男性よりも平均スヌーズ回数が多かった。女性の方が朝起きられない理由としては、女性ホルモンが影響しているという。30代〜50代よりも、60代、70代で男女の差が小さくなるのは、女性ホルモンの分泌が減少するためであるとのこと。

年間の平均スヌーズ回数を都道府県別に比べたところ、最も回数が多い県は「沖縄県」(1.94回)だった。2位は「山梨県」(1.67回)、3位は「鹿児島県」(1.59回)となっている。沖縄県は、最も回数の少ない福井県と比べ、1.16回もの差があった。

都道府県別とは別に、地方ごとの平均スヌーズ回数を見たところ、「中部地方」(1.41回)が最も多かった。次いで、「九州地方」(1.40回)、「四国地方」(1.32回)と比較的温暖な気候の地方が続いている。

睡眠専門医の遠藤拓郎先生によると、朝に起きやすくなるためには、冬とは逆の環境を作り出すのがよいという。なるべく部屋を暖める、カーテンを開ける、または照明を点けることで、光を浴びるようにすることで起きやすくなるとのこと。「特に若い女性は起きづらい傾向が強いため、起きる時間帯の部屋の環境づくりを意識することが大切です」と話している。