イル・ヴォーロ

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YOUTUBE再生回数は一億回を超え、ヨーロッパ、北米・南米でスタジアム級の会場を満員にしている超ホットなイタリア男子3人組のヴォーカル・ユニット「イル・ヴォーロ」。11月27日、イタリア大使館で行われた記者会見には元気いっぱいな姿で登場し、イタリア人らしい陽気なジョークで会場に集まった記者たちを湧かせた。

「日本に来られて大変ハッピーです。日本の女性はみんな美しくて、それだけではなくとても洗練されていますね」と語ったのはイケメン担当(?)のジャンルカ。女性向けのファッション媒体も多く集まった会場を一気に活気づけ、アモーレの国の男子のパワーを見せた。

「日本に来て食べたいものは?」という質問には、間髪入れずメンバーの中でも一番ひょうきんなイニャツィオが答える。「寿司が最高です。寿司の繊細さは素晴らしいですよ。僕たちが知っている寿司はアメリカを経由してイタリアに伝わってきた寿司で、本物の寿司ではなかったのです。寿司は毎日でも食べたいですね」。

実力派のヴォーカリストとして14、5歳の頃から頭角を表していたという3人。「祖父の世代から音楽好きの一家で、両親は三大テノール(パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラス)をよく聞いていました。イル・ヴォーロが目標とするのもそうした偉大なテノールですが、最終的には自分たちならではのオリジナリティを磨いて、イタリアを代表するグループになれたらいいと思っています」こう語るのは、眼鏡がトレードマークのピエロだ。「僕たちは3人ともテノール。声の特徴も違うし、ダイナミック・レンジも少しずつ違います。そうしたことを配慮しながら、曲の配分を行っているんですよ」とイニャツィオが付け加える。

磨き抜かれた美声とドラマティックな曲調がフィギュアスケート界でも話題となり、羽生結弦やエフゲニー・プルシェンコも彼らの曲をエキシビジョンに使用したほど。全員が20代前半という若さだが、ドラマティックな表現力はベテランの域に達している。

チャームポイントの髭について質問されると「イタリアの床屋が全員倒れてしまったから、伸ばしっぱなしなのです」とまたジョーク。「僕たちはイタリア人なので、今日一日を精いっぱい生きることがポリシーなのです」と語る3人は、コンサートでもとびきりの元気をファン与えてくれそうだ。

12月1日(金)のカルッツかわさきの公演では、当日券販売予定。気になる方はお見逃しなく!

取材・文:小田島久恵