画像提供:マイナビニュース

写真拡大

ネオマーケティングはこのほど、「寒さ対策」に関する調査結果を明らかにした。同調査は11月15日〜17日、全国の20歳〜69歳の1,000名を対象にインターネットで実施したもの。

冬場に行っている寒さ対策を尋ねたところ、最も多い回答は「上着を着る」(73.1%)だった。次いで「暖房をつける」(67.6%)、「暖かい肌着を着る」(66.7%)、「温かいものを食べる」(60.2%)となっている。性別で見ると、全ての項目で男性よりも女性が多く回答していることがわかった。

冬場の体温管理に関する悩みを聞くと、「室内と室外の寒暖差に応じての調整が大変」(41.6%)、「上着を脱いだときに荷物になる」(35.3%)、「着ぶくれする」(28.2%)という回答が多かった。性別で見ると、女性は「寒暖差に応じての調整」が特に多く、47.2%と約半数が回答している。

冬場に着る衣類に求める機能を尋ねると、「値段が手ごろ」(54.6%)よりも「保温性」(78.0%)が多く、保温性を重視していることがわかった。ムレが感じやすい人も多いのか、「通気性」も33.1%と高くなっている。

就寝時の寒さ対策を聞くと、最も多い回答は「布団を増やす」(47.1%)だった。次いで「厚着をする」(33.4%)、「靴下を履く」(23.1%)と続く。性別で比較をすると、多くの項目で女性が多かった。

体温は日中活動している間は高く、夜には下がり眠くなる。日中と夜の体温落差が大きいほど眠気が強くなり、深く熟眠できるという。そのため、眠りにつく前に少し体温を上げておくと、眠りにつくタイミングで脳が体温を下げる指令を出すため、スムーズで深い眠りが得られやすくなるという。

上記の質問を説明し、「深い眠りを得られやすい方法」を知っているか尋ねたところ、75.6%が「知らなかった」と回答した。

大阪府立大学名誉教授・清水教永博士は、熟睡のポイントとして「就寝時や活動時のインナーを使い分けること」を提案している。近年は「吸湿発熱素材」「蓄熱性保温素材」「遠赤外線保温素材」など、さまざまな繊維・素材のインナーが発売されているが、睡眠時は効果を得にくいものもあるとのこと。

「身体から発せられる水分を吸収して発熱する吸湿発熱素材は、運動や睡眠などの発汗量が多い場面でも発熱するデメリットがあります。蓄熱性保温素材も太陽光などの光で発熱するので、就寝時などには効果を得ることは難しいでしょう」と清水博士。

光電子繊維などの「遠赤外線保温素材」は体温域の遠赤外線の輻射によって身体そのものを温める機能を持つという。体温をまとうという保温のメカニズムを有するため、連続装用に適した素材であるとのこと。