【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は30日、金融通貨委員会後に行った記者会見で、2018年に追加で政策金利を引き上げるかどうかについて「成長と物価の流れを見極め慎重に判断する」と述べた。韓銀は昨年6月に政策金利を過去最低の年1.25%に引き下げた後、据え置きを続けていたが、輸出がけん引する経済の回復基調などを考慮し、この日6年5カ月ぶりに利上げに踏み切り年1.5%とした。

 李氏は利上げによりウォン高が進みかねないとの指摘に、利上げは内外の金利差拡大によりウォン高要因になり得るとしながらも、為替は金利差だけでなく国内外の経済状況やインフレ期待などにより大きな影響を受けると説明した。

 また「為替は基本的に経済ファンダメンタルズ(基礎的条件)を反映して市場の需給によって決定されるべきであり、変動性が大きすぎる場合は市場の安定のため対応する必要があるとの立場だ」と述べた。

 金利政策が二極化に影響を与えるとの意見については、「多くの学者や研究結果は双方に目立った相関性はないとしている」と否定的な姿勢を示した。

 18年の経済成長率については、半導体市況の好調が続くことなどから潜在成長率水準の3%程度になると予測した。