28日、海外網によると、移民政策の引き締めが行われている米国で中国人の入国審査が厳しくなっており、質問の答えを誤ったことで1カ月以上拘束されるケースも起きている。写真は中国のパスポート。

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2017年11月28日、海外網によると、移民政策の引き締めが行われている米国で中国人の入国審査が厳しくなっており、質問の答えを誤ったことで1カ月以上拘束されるケースも起きている。

米サンフランシスコの社会活動家・楊海平(ヤン・ハイピン)氏によると、観光ビザで米国のサマーキャンプに参加していた18歳未満の中国人少女が途中でいったん帰国し、10月初めに一人で米国に戻って来た。その際、入国審査で「観光」ではなく「英語学習」が目的だと答えてしまい、ビザの内容と渡航目的の不一致で入国拒否されたという。少女は未成年ということで一人での本国送還は不可能と判断され、半官半民の未成年者留置センターですでに1カ月余り拘束されているとのこと。

楊氏は、「このようなケースは実際はグレーゾーンにあり、法規が整備されていない。センターは多くのルールや問題を処理する方法を把握していないうえ、少女に弁護士を雇わないよう要求することもある」と説明。上述の少女のケースも、事態打開のために父親が2度米国を訪れたが、解決には至っていないという。

楊氏は、「今、米国の移民政策はより厳しくなっている。以前は中国人が観光のついでに英語を学ぶというのは至って普通なことで、当局も黙認していたし、仮に別室へ連行されたとしても大した問題にはならなかった。しかし、今は審査が非常に厳しくなっており、質問の回答に少しでも誤りがあれば送還されかねない」と話した。

また、「係官から質問を受けた時に、くれぐれもいい加減な回答をしてはいけない。聞かれていないことを答えれば、疑われることになる。ビザがあればそれで間違いなく入国できると思ってはいけない」と注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/川尻)