29日、英紙ガーディアンが「目を引く資本のクズたち」と表現した世界の10大建築物・施設の一つに、韓国の李明博元大統領が行った4大河川事業が選ばれた。写真は漢江。

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2017年11月29日、英紙ガーディアンが「目を引く資本のクズたち」と表現した世界の10大建築物・施設の一つに、韓国の李明博(イ・ミョンバク)元大統領が行った4大河川事業が選ばれた。韓国・世界日報などが伝えた。

同紙は「無用の長物」となった10の建設物・施設を選定し、3番目に4大河川事業を挙げた。同事業について「漢江など4大河川の水質を改善し、洪水や干ばつを予防することを目的とし、約22兆ウォン(約2兆2000億円)が費やされた」と説明。その上で「韓国国民は李明博政府が約束を果たしたとは考えていない」と指摘し、「設計ミスにより16基のダムのうち4基は耐久性が不十分で水質が悪化すると懸念されており、莫大な運営費がかかるとみられる」とした2013年の韓国監査院の監査結果を紹介した。

また、10番目には北朝鮮・平壌の柳京ホテルが選ばれた。同紙は「105階建ての世界一高いホテルを建てるとして1987年に工事が始まったが、経済状況の悪化で計画が中断している」と説明し、「工事には約4億7000万ポンド(約706億円)が投入されたとみられる」と予想した。その他にも、10年で約30億ドル(約3300億円)が使われたカナダ・トロントの地下鉄駅、開設が長期にわたって延期され、費用ばかりが膨らんだベルリンの新空港などが選ばれている。

これについて、韓国のネットユーザーからは「事業ではない。ただの詐欺だ」「本当に恥ずかしい」「李明博が世界的に詐欺師として認められた」「国の恥さらし、金の無駄遣い、環境破壊」「外国メディアも4大河川事業を批判しているのに、本人だけはいまだにその価値を主張している」など李明博元大統領に対する批判の声が相次いでいる。

また「全国民をだました李明博がなぜ逮捕されない?朴槿恵(パク・クネ前大統領)よりもひどかったのに」「22兆ウォンで兵器を購入した方がよかった」などと指摘する声や、「ドイツやカナダといった先進国と肩を並べられる朝鮮民族、韓国と北朝鮮が誇らしい」と皮肉る声もみられた。(翻訳・編集/堂本)