もし米朝戦争が起きたら、日本はどうなるのか。北朝鮮の新型ミサイル発射で考えておかなければと「そもそも総研」コーナーが取り上げると、浮かび上がってきたのはミサイル1発で太平洋戦争を上回る死者数という想定だった。

朝鮮半島で戦争になれば、北朝鮮はソウルに1分間1万発の銃弾を打ち込む用意があるといわれる。米国議会には初日だけで死者3万人から30万人と推定する報告書が上がった。気になるのは「日本がもし核攻撃されたら」という事態だ。

日本政府は想定せず

共同通信の石井暁・編集委員は「政府は想定はやっていない」という。軍事ジャーナリストの田岡俊次氏は「想定できていないと思う。2000万人以上という人もいる」と語る。

田岡氏は、北朝鮮が自暴自棄なれば日本にミサイルを撃ち込む恐れはあり「まず400万人か」と、太平洋戦争の死者300万人を超す想定を語る。仮に国会議事堂に撃ち込まれれば、巣鴨から中野、錦糸町の範囲に被害が出るのは確実だ。在日米軍基地が狙われる危険もある。

司会の羽鳥慎一「人が多いですからね」

石井氏は「安保法制で自衛隊が米艦護衛をすれば、日本が参戦ということになる」と注意を促す。

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「日本が戦争するわけではないと思うのは誤解なんですね。相手からすれば攻撃対象になる」

恐れるばかりではいけないが、冷静な想定のうえで何が必要かを見極めておかないといけない。そこまで情勢は深刻化している。