つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道は14日、秋葉原発守谷行きの普通列車において、定刻より約20秒早く発車してしまったとして、ホームページ上にお詫びのリリースを掲載した。この話題は日本のみならず、世界中で大きな注目を集め、中国でも驚きとともに報じられた。(イメージ写真提供:123RF)

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 つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道は14日、秋葉原発守谷行きの普通列車において、定刻より約20秒早く発車してしまったとして、ホームページ上にお詫びのリリースを掲載した。この話題は日本のみならず、世界中で大きな注目を集め、中国でも驚きとともに報じられた。

 中国メディアの東方頭条は27日、首都圏新都市鉄道がたった「20秒」早く発車したことを改めて紹介すると同時に、日本人はなぜ時間にこれだけ厳格で、時間を守ろうとするのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、首都圏新都市鉄道が20秒早く発車しただけでリリースを掲載したことについて「中国であれば到底あり得ないこと」であるとの見方を示しつつ、それは欧米でも同様だと指摘。だからこそ、世界の大手メディアがこぞって報じたのだと伝えた。一方、日本では一部で「大げさ」という声もあったとしながらも、時間を守り、ミスを認めて謝ることは日本人の美徳であると称賛されたと伝えた。

 続けて、日本は鉄道の定時運行率のみならず、航空会社の定時運航率も非常に高いと指摘し、羽田空港の2016年における定時運航率は世界の主要空港のなかで1位となったことを指摘。日本航空は2015年に定時到着率で世界一となったのに対し、中国の航空会社の定時到着率はまだまだ低く、日本の航空会社とは大きな差があることを強調し、「なぜ日本人は厳格に時間を守ることができるのだろうか」と疑問を投げかけた。

 この疑問に対し、記事は「日本人の性格と国民性によるもの」と主張し、「ルールや規律を守る」ことを美徳とする日本人の性格と、「他人に迷惑をかけない」ことを重視する日本の国民性が「時間に対する厳格さ」につながっているのではないかと考察。日本人はビジネスだけでなく、日常生活においてもあらゆる場面で時間を守ると伝え、時間を守れないことは「他人に迷惑をかける行為」であり、時間を守ることは「日本社会全体の暗黙のルール」となっているのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)