文大統領と安倍首相=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日午後、北朝鮮が同日未明に弾道ミサイルを発射したことを受け、安倍晋三首相と20分間の電話会談を行った。両首脳は安全保障の脅威をこれ以上容認することはできず、北朝鮮に対してさらに強い圧力と制裁を加えるための協力を強化することで一致した。青瓦台(大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官が伝えた。

 両国首脳の電話会談は先月24日以来、9回目。この日両首脳は「核・ミサイル開発が完成段階に達した」とする北朝鮮の主張に懸念を示すとともに、北朝鮮に対し、さらに強力な圧力をかけていくことで一致した。

 文大統領が来月中旬の中国訪問の際に習近平国家主席に対しさらに大きな役割を担うよう要請する意向であることを明かすと、安倍首相も中国が対北朝鮮圧力でより多くの役割を果たすことが非常に重要だとの認識を示したという。

 文大統領は北朝鮮の挑発が来年2月に自国で開催される平昌冬季五輪の開幕を前に行われたことの重大性に言及した上で、平昌五輪が安全に開催されることは朝鮮半島だけでなく北東アジアや世界の平和に大変重要だと強調した。

 また、韓中日3カ国首脳会議の開催が早急に決まり、東京で安倍首相に会うことを望んでいると述べたという。安倍首相の平昌五輪への出席も要請した。

 これに対し安倍首相は五輪期間中は国会で予算委員会が開かれる予定だが、出席を検討すると応じたという。