キャプテンの長谷部が不在。代わりに腕章を巻くのは誰か。写真●茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 12月8日から行なわれるE-1選手権に臨む日本代表メンバー23人が発表された。
 
 海外組が招集されていない今大会は、7年半に渡って主将を務めてきた長谷部誠が不在となる。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、長谷部の影響力に言及しつつ、現チームの問題点を指摘した。
 
「このチームにひとつ弱点があるとすれば、コミュニケーションの部分かもしれません。長谷部がいれば、彼がチームの中心となって声を出しています。でも長谷部がいない時に問題が発生します。ウォーミングアップから声をかけ合うトレーニングを取り入れていますが、試合ではあまり選手たちの声は聞こえてきません。“叫ぶ” “呼ぶ” といったことがあまりありません」
 
 国内組のみで臨むE-1選手権では、誰がキャプテンマークを託されるのだろうか。指揮官は、今後のトレーニングを通して見極める考えを示した。
 
「まだキャプテンは決まっていません。素質はいろいろありますが、例えばたくさんゲームに出ていても声が出ていない選手もいれば、声が出ている選手もいる。チームでは声を出す選手が必要です。練習のなかで誰がキャプテンになるべきか、誰がしっかりコミュニケーションを取るべきかということも見ていきたい」
 
 ちなみに招集された23人のなかで、今季所属クラブでキャプテンマークを巻いた経験を持つのは、昌子源(鹿島)、小林悠、谷口彰吾(ともに川崎)、倉田秋、今野泰幸(ともにG大阪)、郄萩洋次郎(FC東京)の6名。「声を出すという部分においては、年齢はあまり重要ではない」と語る指揮官は、経験者に腕章を託すのか。それとも、練習でアピールに成功した選手に大役を担わせるのか。その決断に要注目だ。