東京五輪世代から初のA代表入りとなったDF初瀬亮

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 東京五輪世代のDF初瀬亮(G大阪)が日本代表に初選出された。1997年生まれの20歳。E-1選手権に臨む日本代表メンバー23人の中では最年少で、東京五輪世代からA代表に“一番乗り”となった。

 初瀬はG大阪ジュニアユース時代の12年、MF堂安律(フローニンゲン)、MF市丸瑞希(G大阪)、FW高木彰人(G大阪)らとともに史上初のU-15年代全国3冠を達成した“黄金世代”の一人。G大阪ユースを経て昨年トップチームに昇格すると、2年目の今季はトップチームで出場機会を増やし、18試合(うち先発12試合)に出場。両サイドバックをこなし、サイドハーフやウィングバックなど中盤でもプレーできる。

 今年5月にはU-20日本代表の一員としてU-20W杯に出場。20年の東京五輪を目指す世代で、バヒド・ハリルホジッチ監督も「質の高い若い選手を呼んだ。すでに五輪代表でもプレーしていて、まだまだ伸びしろのある選手だと思う」と選考理由を説明した。

「守備より攻撃で面白い選手。代表の中での彼のレベルがどうなのか、どういったプレーをしてくれるのかを見たい。初瀬はサイドバックだけでなく、中盤でもプレーできる選手だ」。もともとの利き足は右だが、左足も遜色なく、両足から高い精度のキックを繰り出すのが特長。指揮官は「右足も左足も使えて、いいキックを持っている」と、セットプレーのキッカーとしても注目しているようだ。

 G大阪からはGK東口順昭、DF三浦弦太、MF今野泰幸、MF井手口陽介、MF倉田秋も招集され、鹿島と並んで最多タイの6人が選出された。「このチームに一つ弱点があるとすればコミュニケーションの部分かもしれない」「ゲームではあまり選手たちの声が聞こえてこない」「チームには声を出す選手が必要だ」と嘆くハリルホジッチ監督の要求を満たす意味でも、ムードメーカー気質の初瀬は盛り上げ役としてもアピールできそうだ。

(取材・文 佐藤亜希子)


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