ロジャー・フェデラー(左)とラファエル・ナダル【写真:Getty Images】

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ナダル、フェデラーが“ワンツー”のテニス界…ATPが世界ランクトップ10で今季総括

 今季の男子テニスのATPツアーは、ラファエル・ナダル(スペイン)の全仏オープンと全米オープン制覇、ロジャー・フェデラー(スイス)の全豪オープンとウィンブルドン制覇により、2人の復活を大きく印象付けるシーズンとなった。ATP公式サイトでは2人が世界ランキングで久々となる“ワンツーフィニッシュ”を飾ったことなど、様々な観点でトップ10のデータを紹介している。

 ATPツアーファイナルで2017年シーズンの全日程が終了し、世界ランキングも確定。ナダルが1位、フェデラーが2位となった。

 2000年代から常にしのぎを削った良きライバルは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マレー(英国)という「BIG4」時代が到来し、両者のケガもあって近年は頂点に立てていなかった。

 しかし、記事では7年ぶりとなる「ナダル、フェデラー」の並びになったと記している。1位のナダルは08年、10年、13年に次ぐ通算4度目のNO1。これにより、04年から続く「BIG4」のいずれかが世界ランク1位を“独占”したのは14年連続となった。また、31歳での世界ランク1位は最年長記録となった。

2位フェデラーも記録尽くし…36歳の世界ランク2位は最年長記録

 2位のフェデラーも、記録尽くしだ。36歳での世界ランク2位も最年長記録で、通算5度の1位、6度の2位と計11回の“トップ2”を記録した。

 ベテランの躍進が際立った一方、3位から5位にはグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ドミニク・ティエム(オーストリア)と“新顔”が並んだ。彼らを含め、5人が初のトップ10となったのは20年ぶりと世代交代の波も感じさせる。

 来季は、負傷で戦線離脱していたジョコビッチにマレー、そして、錦織圭(日清食品)といった面々が戻ってくる。若手の躍進かベテランの意地か、それとも中堅の逆襲か。さらに激しさを増す世代間抗争となりそうだ。