【ビデオ】ベントレー、約4億円の「グランド コンバーチブル」を2019年に19台限定で販売
「Googology wiki(巨大数研究 Wiki)」は、数に関心を寄せる人々からの情報で構成されるオンライン百科事典だ。「42」や「151」とい何の変哲もなく思える数字から、「『スポンジ・ボブ』にまつわる番号」や「3,000億兆」といったユニークな数字の逸話まで登録されている。しかし、このサイトにはまだ「19」に関する情報がほとんど掲載されていない。つまり、スティーリー・ダンの『ヘイ・ナインティーン』や、ポール・キャッスルの『19(ナインティーン)』、そしてベントレー「グランド コンバーチブル」に関する記述がないのだ。そう。贅を尽くした最高級車「ミュルザンヌ」をベースとするグランド コンバーチブルが、2019年に路上に現れる。しかし、ベントレーはこの超贅沢なドロップトップを19台しか生産しないという。しかも米国には1台も入る予定がない。したがって、グランド コンバーチブルが走る"路上"とは、欧州の国々とロシア、そして中東に限られる。
ミュルザンヌのホイールベースを短縮してコンバーチブル化したボディには、高性能バージョンの「ミュルザンヌ スピード」と同じ、最高出力537psと最大トルク1,100Nmを発生する6.75リッターV型8気筒ツインターボが搭載されている。ちなみに価格の方は、300万ユーロ(約4億円)ほどと言われている。ということは、ベースとなったミュルザンヌ スピードの10倍以上にもなるのだ。

しかし、実際にオーナーとなる人物が支払う金額は、さらに高くなるだろう。ベントレーのカスタマイズ部門「マリナー」が製造するため、様々なオプションや特別仕様の注文が可能だからだ。ボディは2トーンで塗り分けられ、インテリアには繊細に形を変えるダイヤ型のキルティングが施される。そしてリア・シートの後方には、これまでベントレー車に採用された中でも最大級となるバー・ウォルナットの一枚板が収まる。さらに顧客の好みに合わせて、これに極上のオプションが加えられるわけだ。

確かに高額とは言え、ベントレーはもっと多くの台数を生産して販売することもできるだろう。にもかかわらず、なぜ19台に限定されるのか。ウォルター・オーウェン・ベントレーがベントレーを設立したのは1919年(もっとも、ベントレー最初のクルマである「3リッター」は1921年まで登場しなかったが)。つまり、19台のグランド コンバーチブルは創立100周年を記念して、この年に因んだ台数が製造されるということだ。

ベントレーは去年、別の形でこのことを予言していた。2016年5月にベントレーのヴォルフガング・デュルハイマー会長兼CEOが「アズール」の復活について示唆した時、彼は「20台程度の限定生産で、究極のハイエンドユーザーに高価格で販売する」と語っていたのだ。数字に若干の増減はあるものの、約束は守られるらしい。

カー・マニアで人気ユーチューバーの「Shmee 150」氏は、ドバイにあるベントレーのショールームでいち早くグランド コンバーチブルを見て来たようだ。その様子を下の動画でぜひご覧いただきたい。2014年のLAオートショーで初めて公開されたコンセプト・モデルと比べると、フロント周りなどに若干の違いが確認できるだろう。



By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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