名古屋発“絶対的、鍵盤系ドラマチックポップバンド”のクアイフがメジャーデビューを果す。11月29日リリースのメジャーデビューシングル「愛を教えてくれた君へ」は、TVアニメ『いぬやしき』EDテーマのミディアム・バラード。クアイフのこれまでの「プログレッシブピアノポップバンド」という色彩から“絶対的、鍵盤系ドラマチックポップバンド”というアプローチへと変化を遂げている。クアイフのメジャーへの思い、そしてサウンド面の詳細、メンバーの音楽的バックボーンに迫った。【取材=平吉賢治】

 クアイフは2012年3月、音大クラシックピアノ科出身で数々のピアノコンクール受賞歴のある森彩乃(Vo、Key)を中心に内田旭彦(Ba)、三輪幸宏(Dr)のメンバーで結成。2014年3月に1stアルバム『クアイフ』、2015年6月に1stミニアルバム『organism』をリリース。それぞれオリコンインディーズウィークリーチャート上位にランクインし注目を集めた。その後、2ndミニアルバム『Life is Wonderful』、USENインディーズチャートウィークリー1位を獲得した1st EP『snow traveler』をリリースし、東名ワンマンライブや地元名古屋でのワンマンライブ、更には4月の東名阪ワンマンツアーをSOLD OUTさせ注目度が急上昇する中、メジャーシーンへと駆け上った。

“良い意味での責任感”がどんどん増えている

森彩乃

――クアイフを結成した経緯は?

森彩乃 大学生の頃にギターボーカルで組んでいたバンドを解散して、シンガーソングライターとして一人で活動していた時期が暫くあったんです。そのときギターが下手だったので「一人で弾き語りは無理だ」と思ったんです。そこで、4歳からずっとやっていた、クラシックピアノがあったと思って「ピアノでだったら出来るわ」と。そこからピアノの弾き語りで活動をしていました。

――バンドキャリアの原点はギターボーカルだったのですね。

森彩乃 バンドを組むという気はなかったんですけど、バックバンドを付けてライブをしたいと思って、知り合いに紹介してもらったのがベースの内田なんです。それで3回くらい一緒にライブをして、そのときに内田がメインでやっていたバンドが解散するということで、彼が私をバンドに誘って、ドラムも連れてくるからということで迎えたのが三輪なんです。

――今作「愛を教えてくれた君へ」でメジャーデビューですが、現在の心境はどうでしょうか?

三輪幸宏 今回、バラードをシングルにするということが初めてで、レコーディングでもストリングスを入れたりとか初めてのトライアルをしたり、そういったことが今回のメジャーデビューのタイミングで出来たということが良かったと感じています。

森彩乃 音大の友人のバイオリニストなどにお願いしてライブで弾いてもらったりすることがあって、元々そういうことがやりたかったんです。今までは激しい曲がリード曲になることが多かったのですが、「バラードをリード曲にしたい」という願望もあって、これが今回TVアニメ『いぬやしき』EDテーマというお話をもらったんです。私達的にはバラードをシングル曲にということがやりたかったから、このお話をもらえて、本当に嬉しかったんです。まだこれからなんですけど、色んなことが着々と実現していくんだなという実感があります。

――夢が叶ったという思いがある?

森彩乃 大学生の頃の私だったら「やった! メジャーデビュー!」という感じで、そこが夢というような部分もあったんですけど、そうじゃないじゃないですか? どんどん現実味を帯びてきて、その次、今は何をやらなければいけないのか…という風に、夢だったことが現実になってきているんです。それが途切れないためには、いいものを作って結果を出していきたいと強く思っています。

――内田さんはメジャーデビューということで大きな変化はありましたか?

内田旭彦 周りのスタッフさんも含めて、チームがどんどん大きくなっていって、お客さんも増えていくことが嬉しいです。心から愛せる人が増えている感覚があるんです。みんなの気持ちを背負ってステージに立つという、良い意味での責任感がどんどん増えていっています。

――確かに責任感という点は、以前とはかなり違いそうですね。

内田旭彦 そういうのがあった方が頑張れるタイプの人間だと自分では思っているんです。関わる人間が増えていくことによって、自分がどんどん成長できていっていると思います。自分達の核となる部分は変わらずに、新しい意見やアイディアを言ってくれる人達が増えることによって、新しい自分達にも出会えるし、これまで貫いてきたことを大事にできると思います。今はモチベーションが凄く高い状態で、音楽をやれている感じです。

多彩な好みからのクアイフサウンド

内田旭彦

――最近はどんな音楽を聴いていますか?

森彩乃 ダーティー・プロジェクターズです。2002年から活動しているアメリカのバンドなんですけど、最近知りました。めっちゃ格好いいのでメンバーにそれを伝えたくて、ついさっき「聴いて聴いて!」って教えていました(笑)。

――どんな感じのバンドでしょうか?

内田旭彦 ジェイムス・ブレイク(英シンガーソングライター)に最近のソウルミュージックを混ぜた感じでした。

三輪幸宏 けっこう曲によって違ってたね。

森彩乃 そうだね。海外のインディーズロックみたいなんだけど、良かったでしょ?

三輪幸宏 格好良かった!

――クアイフは“プログレッシブピアノポップバンド”というコンセプトを掲げていましたが、そこに通じる感じでしょうか?

内田旭彦 もともとはそうでしたね。そういう“変なの”というか、違和感のある音楽がいいんです。

森彩乃 一筋縄ではいかないのが好きなんです。

内田旭彦 僕はくるりを聴いていました。酸素カプセルの中で。

――酸素カプセルはいかがでしたか?

内田旭彦 20分くらいで身体が軽くなって、店員さんにそう感想を言ったら「20分でそんなに仕上がりますかね?」って言われましたけど(笑)。

三輪幸宏  ダーティー・プロジェクターズを教えてもらう前は、僕も自分のお勧めを聴かせたりしていました。

森彩乃 普段はあまりそういうことはしないんですけど、今日はたまたまそういうやりとりがありました。みんな音楽の好みがバラバラなんです。

――自身の核となる音楽性は何でしょうか?

森彩乃 私は4歳からクラシックピアノをずっとやっていたので、自然とクラシックが身に付いていると思います。でも、バンドを始めたきっかけは高校3年生の頃にドハマりした清春さんなんです。そこから、自分でもステージに立ってロックを歌うということに憧れたんです。大学生のときにグレッチのギターを買ってバンドを始めました。ギターは見た目で選びましたね(笑)。

――ポップスなども聴いたりしたのでしょうか?

森彩乃 小学校の頃から流行っている曲をレンタルして聴いていました。小室ファミリーとか黒夢さんとか、LUNA SEAさんとかGLAYさんなど、あと浜崎あゆみさんなどの女性シンガーの曲も好きで聴いていました。流行っているJ-POPが好きで何でも聴いていました。

――V系のロックも聴いていたのですね。

森彩乃 そうですね。楽曲に見え隠れする闇みたいなものに惹かれる部分がありました…。

――三輪さんはどうでしょうか?

三輪幸宏 僕はジャンルで言ったら、ヘヴィロックやラウドロック、メタルなどです。一番最初に買ったCDは小学校3年生のときで、システム・オブ・ア・ダウン(米ロックバンド)でした。

森彩乃 小学校3年生でそれはヤバいね。

三輪幸宏 MVを観て「このバンドはヤバい!」と思って、クレジットをメモって買いに行きました。それで6年生の頃にドラムを始めました。

――三輪さんの初期衝動はヘヴィロックだったのですね。内田さんはどうでしょうか?

内田旭彦 僕は色んなことにすぐハマりやすい体質なのですが、バンドだと小学校6年生の頃に「青春」という曲で↑THE HIGH-LOWS↓さんを知って、その後にTHE BLUE HEARTSさんを知ったんです。中学校に入って文化祭でTHE BLUE HEARTSなどを先輩が演奏しているのを観て、より好きになりました。父親が音楽が好きで、一緒にお風呂に入っているときにかぐや姫さんの歌など世代の曲をよく歌っていたんです。だから、70年代の四畳半っぽいメロディと言いますか、フォークソングも染み付いるんです。

――サウンド的にはパンクで、フォークのメロディもバックボーンにあるんですね。

内田旭彦 はい。今思うと影響されていると思います。

聴いている人が満たされないと自分も満たされない

――“プログレッシブピアノポップバンド”というモチーフから“絶対的、鍵盤系ドラマチックポップバンド”というアプローチへ変わりましたが、これは方向転換的なものでしょうか?

内田旭彦 “プログレッシブピアノポップバンド”と名乗っていたときは変拍子があったり、ベースでタッピングがあったりして、当時も今もそういうものが好きなんですけど、自分達の気持ちがたくさんの人達に届く音楽を作りたい、という気持ちにシフトしたんです。“プログレッシブピアノポップバンド”を名乗っていたときは、「自分達はこうありたい」という感情が強かった時期なんです。今は、そういう感覚も残りつつ、たくさんの人達に届いて欲しいという思いが強いから、そういう中で色々変わってきた部分があるんです。

 “絶対的、鍵盤系ドラマチックポップバンド”のポップという部分だと、例えば森がシンセを弾いてもいいと思うし、多様的な方が自分達もワクワクするんです。色んなサウンドも取り入れられますし。ドラマチックというのは、自分達がずっとブレていない部分なんです。何でプログレッシブな音楽をやっていたかというと、ドラマチックな音楽、曲が好きなんです。

――プログレはドラマチックな部分がありますね。

内田旭彦 そうなんです。そういう展開がもともと好きなんです。その部分はずっと守っていきたいという思いがあって、ドラマチックという言葉は大事にしているんです。

森彩乃 プログレッシブといったら、普通はロックじゃないですか? でもそうじゃなくて、プログレだけどポップでありたいという気持ちがあったんです。“プログレッシブピアノポップバンド”と言っていた前は普通に「ピアノロックバンドのクアイフです」と言っていたんです。だけどプログレ要素を凄く意識していて、でもポップでありたいという感じだったんです。

――“ポップ”という部分に関しては初志貫徹?

森彩乃 でも、最初の頃はポップからかけ離れていました。

――初期はどういった音楽性だったのしょうか?

三輪幸宏 暗めの曲が多かったですね。

森彩乃 曲の構成も難解でした。サビがサビっぽくなかったり。「音楽好きに評価されたい」というか、面白い音楽を追求したい、という思いが結成当初は強かったんです。

内田旭彦 自分達の音楽的欲求を満たしたいという思いが強かったんです。

三輪幸宏 そうだね。そっちの方が強かった。

――やはりミュージシャンは根本にその思いはありますよね。

内田旭彦 今も、もちろんあるんですけど、その割合が変わってきているという感じですね。

森彩乃 聴いている人が満たされないと、自己満足だなと。

内田旭彦 今は、聴いている人が満たされないと、自分も満たされないという感じに変化したんです。

アレンジャーを迎え入れて仕上がったデビュー曲の完成度

三輪幸宏

――今作「愛を教えてくれた君へ」の制作はどのように進んだのでしょうか?

内田旭彦 最初に僕がデモを作ってきて、そこから歌詞に関しては、森にも考えてもらって仕上げたという感じです。基本的には僕がPCでデモを作って、そこからという流れです。

――ビートなどは三輪さんが作り変えたりしたのでしょうか?

三輪幸宏 今回はアレンジャーの岸利至さんに入ってもらったんです。そういうアレンジの仕方も今回は初めてでした。

――今まではアレンジをクアイフの3人で仕上げてきていましたが、今回アレンジャーが入って最も変わったことは?

三輪幸宏 全てにおいて違うよね?

内田旭彦 岸さんの場合は、僕らのことを凄く理解してくれた上で参加して下さったんです。現場でも意見を取り入れてくれたし、客観的な意見でジャッジしてくれるんです。ストリングスのアレンジも今回はスリリングなラインになっていて、あの感じは自分達だけでやっていたら、届かなかった完成度だと思うんです。

――インディーズの頃では届かなかった完成度でしょうか?

内田旭彦 そうですね。自分達だけでやっていると、どうしても以前のものと似てきてしまったりするんです。

森彩乃 ストリングスアレンジは、今回スコア(楽譜)を見せて頂いたんですけど、凄く緻密(ちみつ)でした…。岸さんにアレンジをしてもらうことで勉強になったし、得るものが多かったです。

――歌詞は森さんと内田さんで分業して、トントンと進みましたか?

内田旭彦 「愛を教えてくれた君へ」は凄く悩みました。最初は大枠を僕が作っていって、森に意見をもらったりしていく中で、かなり意見の食い違いもありました。

森彩乃 揉める訳ではないけど、バチバチの意見交換を(笑)。

――大枠は内田さんなんですね? 女性的な詞だなという印象がありまして。

森彩乃 男性だからこそロマンチストというか、女性が書くよりも男性の方が女性的になる部分もあると思うんです。

――アニメの世界観に寄せた部分もありますか?

内田旭彦 今回は書き下ろしということもあり、まず最初に『いぬやしき』の漫画を読んで、作品が伝えたいことは何か?と。それは日常的なメッセージだと僕は受けとったんです。この「愛を教えてくれた君へ」も、“死”という実感のないテーマなのですが、その実感のないテーマで曲が終わるのは、絶対に良くないというか…。『いぬやしき』がSFという壮大なストーリーの中から、日常の中の感情という着地点へ行くように、この曲もそういう着地点でちゃんとしていなければいけないな、という思いがありました。

――レコーディングは順調でしたか?

森彩乃 今までは自分達でアレンジを固めて、スタジオで練習をして、決め玉を放って「録るぞ!」という感じだったんですけど、今回は岸さんに入って頂いて「こうしてみる?」という感じで、その日の現場で変わることもあるんです。“生モノっぽさ”がありましたね。

内田旭彦 実際にバンドでちゃんと演奏をしたのは、レコーディングの当日だったんです。

――今までのスタイルとは真逆ですね?

内田旭彦 そう。作り込んで臨んでいたから、今回は自分達のスキル的に大丈夫なんだろうか、という不安もありました。でも、実際にやってみると「そのときにしか弾けないフレーズ」が導かれた部分があるんです。それが、音が生きている感じがしたんです。

――生っぽさとは対極なエレクトロなアプローチもありましたね?

内田旭彦 そうですね。プログラミングの音は機械で構築された冷たい音になりがちなんですけど、その冷たいものと生のストリングス、生のピアノ、バンドの“生感”が絶妙な音源になったと思います。

森彩乃 鍵盤はグランドピアノなんです。

――今作と、これまでの楽曲との大きな違いは?

三輪幸宏 今作はアレンジャーさんに入って頂いたこともあって、第三者の視点で導いてくれたという点です。そこが今までとは大きく違うところです。

クアイフの“絶対的感覚”

クアイフ

――森さんは絶対音感をお持ちのようですが、三輪さんと内田さんにとっての“絶対的感覚”は?

内田旭彦 ポップなメロディに対する感覚は大事にしています。難し過ぎてキャッチしにくいもの、というのはポップではないと思っているんです。でも、簡単過ぎてキャッチしやすいというものも面白くないと思っていて。自分の中でそういうところを大事にしているんです。そこは絶対的に大事にしている感覚です。

――三輪さんの“絶対的感覚”は?

三輪幸宏 何だろう…。

内田旭彦 キレイ好きだから汚いものに対する何かじゃない?(笑)

三輪幸宏 それもあるけどさ(笑)。…フレーズを作るときでも綺麗に自分のルールを決めているというのはありますね。

――絶対的な決まり事ですね?

三輪幸宏 そうです。自分にとっての落としどころとスタートがちゃんとなっていないと気持ち悪いですね。それは誰でもあるかな?

――三輪さんの場合は、人一倍そこがちゃんとしていなければならないんですね?

三輪幸宏 確かにそうですね! “絶対的”です。

――今後、新たに取り組みたいサウンドアプローチはありますか?

森彩乃 ライブではピアノの音色でいくことが多くて、ワンマンライブではシンセも弾いたりしているんですけど、まだ割合的にはかなり少ないんです。もともと生ピアノで育ってきたのでピアノが大好きなんですけど、オルガンなど色んな鍵盤楽器にチャレンジできたらいいなと思っています。

――最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします。

内田旭彦 今回クアイフがメジャーデビューをするにあたって、自分達がどういうバンドでありたいかということを凄く考えたんです。今まで“プログレッシブ〜”と名乗ってやってきたのですが、時代が変わると人間の価値観も変わっていくと思うんです。例えば、SNSが増えたら世の中のコミュニケーションの中心になったり、10年前と価値観が全然違ってきていると思います。会えなくても誰かと繋がっている感じになれると。

 だけど、「誰かと会いたい」、「大切な人と会いたい」、そういう肌感覚に近いところは、ずっと変わらないと思います。それと同じように、僕らの音楽も時代が変わることによって、サウンドなど周りは変わっていくと思うのですが、曲ということに関しては10年経っても20年経っても、聴いている人の心に寄り添えるものでありたいという、確固たる思いがあります。クアイフは、それを大事にしているバンドなので、曲が届いてくれたら一番嬉しいです。是非今回のシングルを聴いてもらいたいと思います。

三輪幸宏 音楽が特に好きという方や、ライブハウスに来てくださる人だけではなくて、より多くの方々にこの曲が届いたら嬉しいです。少しでも多くの人にクアイフを知ってもらいたいと思います。

森彩乃 メジャーデビューが決まって、私にとって夢だったことが一つひとつ現実になっているとはいえ、本当にまだまだこれからだと思います。今回、初めてこのインタビューでクアイフを知ってくれる方も多いと思うので、これからもちゃんと届くものを作り続けていきたいと思っています。

森彩乃
森彩乃
三輪幸宏
三輪幸宏
クアイフ
クアイフ
内田旭彦
内田旭彦

作品情報

クアイフ
メジャーデビューシングル

「愛を教えてくれた君へ」
フジテレビ”ノイタミナ”TVアニメ『いぬやしき』エンディング・テーマ
発売日:11月29日

【収録楽曲】
<通常盤>
ESCL-4947 1200円(税込)

01. 愛を教えてくれた君へ
02. セツナロマンチック
03. 愛を教えてくれた君へ(Instrumental)
04. セツナロマンチック(Instrumental)

<期間生産限定盤> ESCL-4948〜9 1500円(税込)
[2枚組]CD+DVD ◆「いぬやしき」描き下ろし
アニメ絵柄デジパック仕様

[DISC1]【CD】
01. 愛を教えてくれた君へ
02. セツナロマンチック
03. 愛を教えてくれた君へ(TV size version)
04. 愛を教えてくれた君へ(Instrumental)
05. セツナロマンチック(Instrumental)

[DISC2]【DVD】
01. TVアニメ『いぬやしき』エンディングノンクレジット映像

「愛を教えてくれた君へ」特設ページ:http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/Qaijff/aikimi/