nicocas

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ドワンゴは28日、動画サービス「niconico」の新バージョン「niconico(く)」(読み方:クレッシェンド)の発表会を東京・六本木で開催し、来年2月28日からサービスを開始すると発表した。「niconico(く)」からは、現行サービスの「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」に加え、新たに「nicocas」の提供を開始する。

発表会には、代表取締役会長の川上量生氏、取締役の夏野剛氏、栗田穣崇氏が登壇。最初に川上会長が現在のサービス改善状況について、生放送のスマホの画質などが向上しているものの、画質や重さの問題は完全には解決していないと説明した。

続いて、川上会長は「niconico」の新バージョン「niconico(く)」の概要を紹介。引用・合成を担うDMCに加え、双方向を担うAkashicを自社開発のストリームサーバーに組み込むことで、双方向機能とリアルタイム映像合成を実現。これにより、「niconico(く)」からは、既存の「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」に加え、新たなサービス「nicocas」の提供を開始する。

「nicocas」のデモでは、リアルタイム合成されたオープニング・エンディング映像を簡単に流すことができる「オープニング&エンディング」機能、全員強制参加でゲームをプレイする「ニコ割ゲーム」、生放送中に放送者が休憩できる「休憩する」機能、リアルタイムに生放送映像が分割される「8パズル」、様々な種類のクルーズ番組が大量に追加されリニューアルする「クルーズ」などが紹介された。