日本政府観光局によれば、2016年に訪日した訪日外客数2403万9700人のうち、中国人は全体の26%以上の637万3564人に達した。日本を旅行で訪れる中国人の数は毎年増加しており、16年の伸び率は前年比27.6%増であり、17年1ー10月も前年同期比12.9%増となっている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本政府観光局によれば、2016年に訪日した訪日外客数2403万9700人のうち、中国人は全体の26%以上の637万3564人に達した。日本を旅行で訪れる中国人の数は毎年増加しており、16年の伸び率は前年比27.6%増であり、17年1ー10月も前年同期比12.9%増となっている。

 訪日経験の有無にかかわらず、中国人たちは「訪日中国人が増加している事実」をどのように受け止めているのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本を旅行で訪れる中国人が増え、なかには「日本に移民したい」と願う中国人までいることを紹介したうえで、この事実を中国人としてどう受け止めるべきかを議論する記事を掲載した。

 中国では「日本を旅行で訪れ、日本で消費を行うことは日本に利益をもたらす行為であり、中国人として非愛国的な行為である」という論調が存在する。なかには「中国人の消費が日本の税収につながり、それが日本の軍備拡張につながり、結果として中国のリスクにつながる」という論調まであるのが現状だ。

 こうした論調に対し、日本を訪れたことがあるというユーザーからは「日本は美しく、そして販売されている商品の質も高く、またサービスの質も高い」という指摘とともに、日本は訪れる価値のある国だという意見が寄せられた。また、中国では日本に対する理解が不足しており、好奇心から日本を訪れるのは正常なことだという意見も多かったが、「何度も日本を訪れたり、日本に移住したりするのは反対」という声も少なからず見られた。

 一方、日本を訪れたことがないというユーザーはやはり、他の中国人が訪日することにも反対のようで「日本を訪れるのは歴史を忘れた気骨のない人ばかり」という声が多かった。また、「日本に対する情報収集と日本の優れた点を盗み取るためならば、日本を訪れても良い」という意見もあり、反日感情を抱いている中国人はやはり日本旅行そのものにも反対していることが見て取れた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)