都内で行われたイベントに参加した井上尚弥【写真:編集部】

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ボクシング経験者の片岡さん相手にミット打ち「サクッとKO スーパースローで!!」

 ボクシングのWBOスーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は、12月30日にヨアン・ボワイヨ(フランス)との7度目の防衛戦を行う。28日には都内で行われた「nuroモバイル×XPERIA」プレミアム回線開通式にゲストとして出席。「年末に試合があるので、そこで勝ってやっと良い1年だったなという想いになれると思う」と語った。

 井上は普段の練習から動画を撮り、フォーム確認などに役立てているという。この日は、高画質かつスーパースローモーションなども撮影可能で、なおかつ動画アップロードのサービスを備えたスマートフォンのイベントとあって、黒いジャケットにグレーのパンツで決めた正装の上から真っ赤なボクシンググローブを着け、同じくゲストでボクシング経験者の片岡鶴太郎さんを相手にミット打ちを実演。デモンストレーションながら、左右の強烈なパンチを繰り出して会場を沸かせた。

 その場で、撮影したばかりの動画を自身のインスタグラムにアップ。「パンチを打つ瞬間は皆さん見たいと思うので」と話し、「どう使うか?」という質問には「サクッとKO スーパースローで!!」と「The Monster」の異名を取る井上らしい回答を見せた。

チャンピオンという“守りの立場”でも貫いた攻める姿勢…2017年は「挑戦」と総括

 井上にとって、2017年は“激動の1年”だった。

 5月にはWBO世界スーパーフライ級2位のリカルド・ロドリゲス(米国)と対戦し、3回TKO勝ちで5度目の防衛に成功した。さらに、9月には米国に上陸。アントニオ・ニエベス(米国)を6回終了TKOで下して、異国の地で衝撃のデビューを飾った。10月には第1子が誕生し、12月には国内で7度目の防衛戦を控えている。

 来年2月に米国で予定される「Superfly2」参戦も熱望されるなど、世界から注目を浴びる24歳は、2017年を「挑」と表現した。

「チャンピオンということで防衛、“守りの立場”ですけど、アメリカ挑戦、そして子供が生まれて家族3人になり、家族での挑戦ということで『挑』かなと。また年末に試合があるので、そこで勝ってやっと良い1年だったなという想いになれると思います」

 年末のボワイヨ戦は、来年以降にWBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)、IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)ら猛者たちとのビッグマッチを実現させるために足がかりとなる一戦。名実ともに「最強ファイター」となるべく、日本が誇る「The Monster」はさらなる高みを目指してひた走る。