「ARCツアー」のブランド名でツアー旅行などを手がける(株)アバンティリゾートクラブ(TSR企業コード:293361851、法人番号:2011101025164、新宿区新宿2−13−10、設立平成9年10月2日、資本金7200万円、臼井良司社長)は11月20日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には武田昌邦弁護士(新千代田総合法律事務所、千代田区神田神保町2−3−1、メールアドレス:arc@shin-chiyoda.jp、FAX03−3239−5361)が選任された。
 負債総額は債権者509名に対して約4億9700万円で、このうち一般旅行者は397口(1128名、金額約6500万円)。ただ、今後の調査によって変動する可能性がある。
 なお、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)によるとアバンティリゾートクラブの弁済業務保証金限度額は7000万円。

 本社のほか、仙台市にも営業所を設置し、国内外のパッケージツアー、団体旅行を幅広く取扱う中堅の第1種旅行業者。一般顧客や法人を対象に、海外旅行ではハワイ、アメリカ本土のほか、東南アジア向けツアーなどを得意とし、年間売上高は約18億円で推移していた。
 しかし、オンラインを通じたLCCや海外ホテルなどのセルフブッキングスタイルが浸透するなど、顧客の旅行予約も多様化し経営環境が悪化。最近は韓国や国内旅行を中心にしていたが、業績不振に歯止めが掛からず決済に支障をきたし、29年10月11日に事業を停止。本社入り口には「資金繰り・業績の悪化に伴いこれ以上の業務継続が困難な状況となり、営業停止せざるを得ない事態となりました」との張り紙を掲示していた。