“ヒール足”は太るもと!? 放置は姿勢を破壊します

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“ヒール足”放置は反り腰や骨盤後傾を作りがち

ヒール女子は、もうペタンコの靴なんて履けない!って人は多いですよね。あなたも、ヒールを履いてないと、足が太くなってかっこ悪い!でも、実は“ヒール足”を放置していると、反り腰や骨盤後傾などの姿勢になりがち。全身、それを補正した姿勢になり、それに対して肉がついてしまうので、すごく不恰好に…。つまり、ヒール足の放置は太るもとなんです。

そんなあなたに、ぜひやってもらいたいポーズがあります。それは、ヨガの「まっすぐに立つ」ポーズ。ただ、まっすぐに立つだけの、基本中の基本姿勢です。ただ立っているだけ、なんですが、実はとっても難しいんです。人間は動物なので、動いている方が得意。動かずに立ってるだけって、力のいれ方、重心の取り方、バランスなど、「え、え、ええ⁉」という感じで、できないのに自分でびっくりするぐらい。

“ヒール足”はつま先体重気味

ヒールを履いた姿勢は、つま先に体重がかかっています。そして、前のめりになる上半身を無理に引き起こすため、反り腰に。そして、普段からこの腰がクセになって、腰痛を引き起こしている人が多いのです。しかも、ヒールを脱いだ途端、筋肉の緊張が一気に抜けて、腰が後ろに倒れ(後傾)、猫背気味になってしまう人も…。体への負担はとても大きいのです。

反り腰や猫背では、トレーニングをしても、パフォーマンスが低下。体のどこかに無理な力が加わり、ケガの原因にもなってしまいます。ダイエット効果も半減します。理想的なプロポーションを作ろうとしているのに、スタートラインに立てないようなもの。そんな残念なことにならないように、ヒールを履いた日の夜には、このポーズを取ることで、姿勢をリセットしていきましょう。

上下に引っ張られるようにまっすぐ

【まっすぐ立つポーズのポイント】

胸を広げて保ちます。腰骨の高さは左右同じ。太モモの筋肉を意識して引き上げ、足裏は小指までしっかり床に着けましょう。

【まっすぐ立つポーズの取り方】

1:両足のカカト同士をつけて、足の内側を合わせます。手に腰を当てて、左右の腰骨の高さが同じになるようにそろえます。つま先を上げて、カカトに体重をかけます。

2:足の指をしっかりと開き、指を1本1本床に下ろしていきます。床を踏み締めるようにし、足裏全体に均等に体重をかけます。足裏に、車の四輪があるとイメージするとやりやすいでしょう。

3:ヒザを軽く曲げてから、太モモを引き上げるようにして、ヒザを伸ばしていきます。まるでシッポを内股に挟むように、尾骨を引き入れて、お尻を引き締めます。足のつけ根、そけい部を十分に伸ばして。これらの調整で骨盤の傾きがなくなり、骨盤がまっすぐに立ちます。

4:3まで作った下半身をキープしながら、肩を後ろに回してから下ろします。背骨を伸ばし、左右の肩甲骨を引き寄せるようにして、胸を広げていきましょう。胸骨(背骨の上のほう)を引き上げるようにします。

5:腕は体の横に、手のひらを足のほうに向けます。体の中央に軸を感じ、上下に引っ張られるような意識で、頭頂部を上に伸ばします。アゴは軽く引いて、視線はまっすぐ前を。指先まで繊細な感覚を研ぎすましましょう。

体が自然な形であるのが一番、きれいに筋肉がつき、働きます。体に余計な負担をかけないためにも、一日に30秒でも1分でも、このポーズに取り組んでみましょう!

 

 

ライター:三上あずさ
出典:Yogini・vol46/「アイアンガーヨガのポーズでヨガの基本を身につける」
監修:柳生直子(アイアンガーヨガ上級指導員正式資格保持者)