元は1000万円クラスのモデルも射程圏内

 オープンカーといえば夏! 海岸線をオープンでひた走る!! なんてイメージをお持ちの方も多いかもしれないが、オープンカーに最適な季節はむしろこれから。しっかり着込んで暖房をガンガンにつけながら澄んだ空気の中を走るのが最高に気持ちいいのである。むしろ、真夏に屋根を開けて走るなど苦行以外のなにものでもない。

 そこで今回は予算300万程度で狙える中古のオープンカーをピックアップしてご紹介したい。なお、価格は執筆時点でのものになるので、あくまで参考程度ということをご了承いただきたい。

1)ホンダ・S2000

 オープンカーというだけでなく、ピュアスポーツカーとしても評価が高いホンダ・S2000。最終型の低走行車などは新車価格を上まわる価格が付けられた個体も見受けられるが、安いものであれば100万円を切る値段から狙うことも可能となっている。

 S2000は2005年に2.2リッターエンジンへと変更がなされているが、どちらのモデルも300万円の予算であればある程度選ぶ事ができるといった状況。9000rpmがレブリミットという2リッター仕様も、中低速域のトルクが厚くなった2.2リッター仕様もどちらも魅力的であり、どちらを選ぶかは個人の好みと言える。

2)BMW・6シリーズカブリオレ(E64)

 BMWのラグジュアリークーペである6シリーズ。どちらかというとスポーティな走りというよりは優雅な走りを楽しむタイプのクーペだが、それをベースとしてオープンカーとしたのが6シリーズカブリオレだ。新車時には1000万円オーバーであった先代6シリーズカブリオレも、現在なら300万円の予算でほとんどの個体が射程範囲となる。

 また、新型が登場すると一気に旧型感の出る輸入車だが、6シリーズ自体がそれほど路上に走っておらず、あまり馴染みがないことも手伝って、古さを感じないのもメリットと言えそうだ。もちろん、ラグジュアリークーペとして生まれているため、高級感は折り紙付き。また、意外と座れる+2のリアシートが備わっていることも見逃せない点だろう。

3)フォード・マスタングコンバーチブル

 やはりオープンカーといえばアメ車、というイメージに見事に合致するのがこのマスタングコンバーチブルだ。現在は7代目が販売されているが、残念ながらフォードが日本から撤退してしまった影響で正規輸入が途絶えてしまっており、300万円の予算で狙えるのは先代モデルとなる。

 ちなみにフォード撤退によりアフターサービスに不安を覚える方もいるかもしれないが、日本国内のフォードユーザーへのアフターサービスはピーシーアイ株式会社が引き継いで行っており、正規輸入車であれば比較的安心して乗れるはずだ。なお、先代マスタングコンバーチブルで正規輸入されているのはV8モデルだけとなるため、購入時はお気をつけいただきたい。