のどがイガイガする季節…「のど飴」よさげな15選

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 知っておくべき冬の知識。

 イガイガガラガラ。「喉(のど)」の気になる季節が到来しています。身近な対処策としてコートのポケットに2〜3個忍ばしておきたいのが「のど飴」。でも本当にいろんな商品があって、どれがよいのかイマイチわかりませんよね。

 そこで今回は、人気&話題の「のど飴」が大集合! のど飴選びの際に参考になる情報を簡潔にまとめてみました。

◆まずは、コンビニでも買える「食品系のど飴」を10種

※文中の効能は材料に含まれる食材にあるとされるもの。商品の効能ではありません。

1.王道系

(1)花梨(カリン)
のど飴の中で最も良く見かけるのがコレ。カリンに含まれる「アミグダリン」という成分が体内でベンズアルデヒドという成分に変化。これが咳止めや抗炎症の効果があるとされている。

カリンのど飴(ロッテ)

(2)梅
「疲労回復」や「抗菌作用」などの効果があるようだが、喉への明らかな効果は見当たらず。梅干しを使った民間療法では、頭痛対策が紹介されている。

健康梅のど飴(カンロ)

(3)ゆず
ゆずの香り成分「リモネン」「ノミリン」「シトラール」が喉の抗炎症や咳の緩和に働くとされている。

ゆずのど飴(ライオン菓子)

2.抗菌・殺菌系

(1)ハチミツ
ハチミツには、殺菌・消炎効果があるとされている。最近では殺菌作用の強い「マヌカハニー」配合のものも登場。「プロポリス」、「ローヤルゼリー」などのハチミツ関連商品もあるが、ハチミツ以上の効果が期待できるかは未知(実証しているレポートは見当たらず)。アレルギーには要注意。

健康のど飴 たたかうマヌカハニー(カンロ)

(2)生姜(ショウガ)
風邪を防ぐ「殺菌作用」や、咳を和らげる「鎮咳作用」がある機能性食品として知られている。また、カラダをあたためる「血流改善・発汗作用」も。

温かしょうがのど飴(明治)

3.ハーブ系

(1)ペパ−ミント
ペパーミントには、心身にリラックスをもたらす「鎮静作用」があるとされているが、独特の爽快感(すっきり感)が、喉の乾き・イガイガ感対策として使われている。

透き通ったミントのおいしいのど飴(UHA味覚糖)

(2)龍角散
咳・喉の薬「龍角散」のメーカーが作るのど飴(食品)。ペパーミント、カモミール、リンデン、カリン、カミツレなど、多くのハーブ成分を配合している。龍角散を想起させる独特の味や香りが特徴で、ハーブの効果は期待されるものの、具体的な効果はもちろん記載されていない。

龍角散ののどすっきり飴 ハーブパウダーinタイプ しとやか白桃味(龍角散)

(3)フルーツ(ぶどう・りんご・れもん等)
フルーツ自体に効果アリと言うよりは、ハーブの香りを和らげて“親しみやすい味”にするのがねらい。風邪予防や美肌対策としてビタミンCが入ったタイプも登場している。

フルーツのど飴(カバヤ)

4.免疫力アップに注目したのど飴

(1)乳酸菌
最近特に増えているのがコレ。免疫力アップ効果によるインフル対策として期待されている「乳酸菌」の死菌を配合したのど飴。ハーブなどを使った従来品に乳酸菌が添加されているパターンが多い。

乳酸菌ミルキーのど飴(不二家)

(2)ユーグレナ
ユーグレナ(ミドリムシ)配合ののど飴も登場。ユーグレナ特有の成分「パラミロン」に免疫バランス調整機能があることが確認されている。

ユーグレナのど飴(UHA味覚糖)

 ただし上記ののど飴は、医薬品ではなく「キャンディ=菓子」。喉を潤す働きはあるものの、薬のような効果までは期待できません。そこで次に、「医薬品」・「医薬部外品」として認められているアイテムをご紹介します。

◆効果・効能が明確! 医薬品・医薬部外品を5種紹介

 薬局などで販売されるのど飴を見てみると、3タイプ⇒第3類医薬品、第2類医薬品、医薬部外品が存在します。それぞれ成分が異なり、喉や咳などへの効果・効能があるため、まずは説明書をしっかり確認することが大事。特に、5歳未満もしくは15歳未満の服用を禁止しているものが多いため、注意が必要です。

1.第3類医薬品

(1)南天のど飴(常盤薬品工業)
古くから“せき止め薬”として使われてきた生薬「南天の実」を配合。南天の実に含まれる「o-メチルドメスチシン」という成分が、せきを鎮静化、気道の炎症を抑える、喉の痛みを和らげる作用を発揮する。5歳未満は服用しないこと。

(2)ルルのど飴(第一三共ヘルスケア)
4種の生薬(オウヒ、カンゾウ、キキョウ、ショウキョウ)が、喉の痛み・はれに効果を発揮。シュガーレス。15歳未満は服用しないこと。ルルブランドの商品は第2類にもあるので要確認。

2.第2類医薬品

(1)浅田飴(浅田飴)
ロングセラーである「固形浅田飴」は、咳・声・喉の諸症状に効果を発揮する4種の生薬(キキョウ、トコン、マオウ、ニンジン)を配合。シュガーレス。また、せき止め用のタイプもあり、つらい咳やたん、喉の痛みに効果をあらわす「dl-メチルエフェドリン塩酸塩」など3種の有効成分が配合されている。咳止めタイプにはこども用も。いずれも5歳未満は服用しないこと。

(2)ルルメディカルドロップ(第一三共ヘルスケア)
咳を抑えるメチルエフェドリン塩酸塩、たんに効くグアヤコールスルホン酸カリウム、喉の殺菌成分セチルピリジニウム塩化物水和物を配合した、喉の痛み・咳に効くドロップ。シュガーレス。5歳未満は服用しないこと。

3.医薬部外品

(1)ヴイックス メディケイテッド ドロップ(大正製薬)
うがい薬成分CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)が、お口の中を殺菌・消毒。喉のあれ・不快感・痛み・声がれなどのトラブルを鎮めてくれる。医薬品ではなく、あくまでも医薬部外品なので、予防的アイテムとして使用すべきのど飴。5歳未満は服用しないこと。

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana