松翁は研鑽を重ねた極上の天ぷらで有名だが、ご主人・小野寺さんは天ぷら以外にもとにかく研究熱心。その心意気が表れた温かい蕎麦の名品が「けんちんそば」だ。

松翁(最寄駅:神保町駅)

濃厚なダシと根菜の美味しさを
ご賞味ください

スープのベースはフレンチのブイヨンからヒントを得たそうで、鴨から取り除いた余分な脂を使って香味野菜を炒め、鶏のガラと一緒にじっくりと2日間かけて炊く。柔らかい滋味に富んだスープはかえしと隠し味の味噌で味わいはまろやか。今が旬の根菜がたっぷり入っているので、まさに冬の味覚そのものだ。 端正こめた蕎麦と料理が作家・池波正太郎さんに愛されたこの店で、冬ならではの名品をぜひ味わいたい。

けんちんそば

里芋や大根など食感の違う根菜が食べ応え十分。3種類あるかえしの中から薄味のうどん用のかえしを使い、優しい味に

牡蠣そば

サッとかけつゆをくぐらせただけの牡蠣は海の香りが濃厚。下にひいた海苔がほぐれてくると、いい香りが漂う。牡蠣をはじめ、魚介は毎朝築地に通って自分の目でいいものを選ぶ

[その他のメニュー]
さるそば950円、二色もり1 0 5 0 円、天ざる2350円、かけそば1000円、卯の花510円ほか

松翁

東京都千代田区猿楽町2-1-7 [TEL]03-3291-3529 [営業時間]11時半〜15時半LO、17時〜20時LO、土11時半〜16時LO、12/30は〜16時頃、31日は持ち帰りのみ ※ランチタイム有 [休日]日・祝、1/1〜1/9 [席]テーブル24席/全席禁煙/夜は予約可/カード不可/サなし、お通し代別100円〜 [交通アクセス]地下鉄半蔵門線ほか神保町駅A5出口から徒歩6分