フランスのボルドーには多くのワイナリーが集まっているが、中国人投資家が買収したワイナリーをフランスとはまったく関係のない名称に変更していることが分かった。

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2017年11月26日、フランスのボルドーには多くのワイナリーが集まっているが、中国人投資家が買収したワイナリーをフランスとはまったく関係のない名称に変更していることが分かった。参考消息(電子版)が伝えた。

英タイムズによると、シャトー・ラルトーは300年の歴史を持つボルドーを代表する老舗ワイナリーだが、買収されて新たに「皇家兔子酒庄(ロイヤル・ラビット・ワイナリー)」と名付けられた。

記事によると、少なくとも4カ所のワイナリーで名称が別のものに変えられており、その理由は「中国の消費者が好みそうだから」だという。中国では近年、ワイン消費が急速に増加し続けている。

ボルドー地区にはおよそ8000カ所のブドウ園が存在するが、中国人投資家による買収がたびたび取り沙汰されており、こうした突然の名称変更に「まったくそぐわない」、「ボルドーの品格が失われる」と地元で危機感が高まっているそうだ。

近年、ボルドー地区で売り出されるブドウ園の4割が中国資本の手に渡っているという。(翻訳・編集/岡田)