24日、外国人の韓国旅の様子を追った人気番組から韓国社会の素顔が見えてきたと、韓国・エンターメディアが伝えている。写真は韓国産ビール・Cass。

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2017年11月24日、外国人の韓国旅の様子を追った人気番組から韓国社会の素顔が見えてきたと、韓国・エンターメディアが伝えている。

今年6月からMBC系列で放送されているバラエティー番組「ようこそ、韓国は初めてだよね?」は、韓国を初めて訪れた外国人らがリアルな韓国を体験する旅行記だ。23日にはフィンランド人男性4人の旅が放送された。

まず訪れたのは「チムジルバン」と呼ばれる韓国の健康ランド。そこで500ミリリットルの生ビールがわずか3500ウォン(約350円)で飲めることに大喜び。フィンランドでは夜間に酒を買える店がほとんどなく、パブに行って高い酒を頼むしかないからだという。そのため、4人のうちの1人は韓国の飲酒文化に好意的な意見を語ったが、別のメンバーからは「夜中に酔っ払いに出くわす心配がないフィンランドの方がいい」との意見も。また市場で魚料理と焼酎を注文した際にも、みんなが働いている昼間にお酒を飲むことは「恥ずかしい」という声も出た。

彼らの発言を受け、記事は「韓国の飲酒文化は、いつでもどこでも酒を飲めるという雰囲気を持っている。韓国の夜の風景が見苦しいと言われているのは、酒の暴力的な面が表れているのではないか」と韓国社会を振り返った。

続いて訪れた美容院で、一行は韓国の美容師の繊細な仕事に大満足した様子。フィンランドの若者にとって、美容院は料金が高くなかなか行くことができないのだという。普段は自分で散髪していて、今回14年ぶりに美容院を訪れたというメンバーもいたほどだ。

これについて記事は、「韓国の美容文化や、その繊細な技術が持つプライドのようなものが感じられるが、一方では、韓国社会が持つ外見に対する過度な関心のようなものがにじみ出ている」と解釈している。韓国ではよく「外見至上主義」が社会問題として取り上げられるが、フィンランド人の素朴な人柄は韓国人が学ぶべき道徳だというのだ。

記事の指摘を受け、韓国のネットユーザーからも「確かに。外国人の目で見ることで、これまで見えなかった姿が見えてくる」など共感する声が相次ぎ、特に飲酒文化について「フィンランドを見習うべき」「外国人の目や口を通じて韓国の素顔をもっと見なければならない。飲酒文化は韓国一の弊害だ」といった意見が寄せられた。

一方で「韓国の美容院も安いとは言えない。いくらサービスがいいとしてもカットに2万5000ウォン(約2500円)は高い」「外見至上主義というより、美容師の低賃金の方が深刻だと思う」など指摘する声も上がった。

その他、「フィンランドから韓国人が学ぶべきことは、史跡に落書きしないこと、道端で唾を吐かないこと、たばこの吸い殻をポイ捨てしないこと」と付け加えるユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)