26日、米華字メディア・多維新聞は、オーストラリア政府が発表した外国政策白書において、中国がすでに世界一の大国であるとの認識を示したと伝えた。写真は天安門広場。

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2017年11月26日、米華字メディア・多維新聞は、オーストラリア政府が発表した外国政策白書において、中国がすでに世界一の大国であるとの認識を示したと伝えた。

記事は「白書は中国に対し、南シナ海問題の一部に不満を示したが、総じてポジティブな評価をしている。中国脅威論の論調を弱め、米国と比較する中で中国が世界一であるという意識を潜在的に示した」と紹介。「中国の台頭は脅威ではなくチャレンジであり、チャンスであると見ており、旧来の盟友の発展が頭打ちになる中、中国という新たなパワーが国際秩序を再編し、オーストラリアにかつてないチャレンジの機会をもたらしているという認識だ。そして、ある部分において中国の経済力はすでに米国を上回ったと考えている」とした。

その上で、「白書は、オーストラリアの安全は自分で守らなければならないとの認識も示した。また、中国が米国にとって最大の挑戦者となり、米国が孤立主政策を採る中で、オーストラリア人は自らの利益を最大化するための中国との付き合い方を議論している。米中関係において中間的な立場を望むというのが、白書で示された姿勢だ」と説明している。

記事は一方で、「白書は中国の台頭を認める一方で、米国も当面は依然として世界をリードする力を持ち続け、科学技術やイノベーション、金融市場といった分野において中国は米国に及ばないとしている」と指摘。「米国は依然として自国の安全を守るベースであると認識しており、米国が今後アジアから『撤退』せず『接触』し続けることを望んでいる。米国がアジアからいなくなれば、同盟体系は崩壊して中国が最大の受益者になり、地域の情勢により多くのリスクと不確定要素をはらませることになるからだ」と伝えている。(翻訳・編集/川尻)