「なんであんな黒いのが好きなんだ」。前地方創生大臣の山本幸三衆院議員(69)=福岡10区=が今度は人種差別とも受け取れる問題発言を繰り返した。

北九州市で23日(2017年11月)に開かれた自民党の三原朝彦衆院議員(福岡9区)の政経セミナ―の挨拶で、三原議員がアフリカ支援活動に力を入れているのに触れた際の発言だったという。

「アフリカ大陸を示した」と釈明

山本議員は「僕はアフリカだけはついていけない。遠いところだし、そういう黒いところが好きなのかなというような表現をした。アフリカ大陸を示す意味で人種とかそういう観点ではありません。言葉としてよくないということで撤回します」と釈明した。

アフリカに対し「暗黒大陸」という言葉が使われたのは何十年も前の話で、今は使う人はいない。アフリカの人たちを指したと受け取られるのが普通だろう。

安倍首相は2014年1月にアフリカを歴訪したのに続いて、16年8月には第6回アフリカ開発会議に出席し総額約3兆円にのぼる投資を表明し重視してきた。その内閣の一員だった政治家がこれではお粗末の限りだ。

小倉智昭キャスターも「日頃からそういうふうに思っていなければ、ああいう発言って出ないと思いません? 恥ずかしい」と訝った。