『関ジャム完全燃SHOW』だいすけお兄さんが明かす、子どもの心をつかむ歌唱法とは?

写真拡大

 関ジャニ∞によるテレビ朝日の音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』が11月26日に放送。ゲストに元うたのおにいさん横山だいすけ、作詞作曲家の宮下浩司、子供向け教育教材の映像・音楽プロデューサー玉井裕香子が出演した。

 この日のテーマは「子ども向けソング」。ときに大人をも巻き込む大ヒットを記録する子ども向けソングの歴史を振り返るとともに、ゲストの3人による「子どものハートをつかむ」ための歌い方、曲作りの秘訣などが明かされた。

 11代目うたのおにいさんとして、子どもからはもちろん親世代からも絶対的な人気を誇った横山だいすけ。音楽大学で声楽を学び、劇団四季に入団、その後、歴代最長の9年にわたって“だいすけお兄さん”として子ども達にたくさんの歌と笑顔を届けてきた横山は、子どもの心をつかむ歌唱法とは「景色を届ける」ことだと語る。歌声はもちろん、表情や手の動きを使ってその歌に描かれた情景を表現することにより、子どもは五感を使って歌をキャッチできるというのだ。実際、その曲をどう表現するか、見せたい景色によって絶妙に歌い方を変えているという横山。スタジオでは童謡「赤とんぼ」を“田園の夕暮れ”と“ビル群の隙間から見える夕暮れ”とまったく異なる二つの情景を見事に歌い分け、スタジオをおおいに沸かせた。さらに、星野源のヒット曲「恋」を『ライオンキング』風、オペラ風、子供向け風と3つのバリエーションで実演し、圧倒的な歌唱力と豊かな表現力を披露してみせた。

 また、2011年に一大旋風を巻き起こした「マル・マル・モリ・モリ!」を手がけたことで知られる宮下は、子ども向けソングを制作する際には何より“リズム”を重要視すると語る。8ビートや16ビートなどポップ・ソングのスタンダードなリズムはあえて使わず、ラテンのリズムなど明るくノリやすいリズムを採用することで、子どものハートをつかむこと。歌詞においても言葉の意味そのものよりマネしたくなる言葉や耳に残るフレーズ=リズムや響きを意識した作詞をおこなうことなどを心がけているそう。

 一方、ベネッセの育児教育教材で音楽・映像プロデューサーを務め多くの子ども向けソングを世に送り出している玉井も、「階段式」といわれる1音までしか音程が飛ばないメロディーラインや語尾を意識した覚えやすい歌詞など、まだ音域も狭く言葉も未発達な子どもでもマネしやすい曲作りを意識しているそう。そうした曲作りの裏側には「覚えやすくすることで成功(歌うこと)のハードルを下げ、子どもに“自信”を身につけてもらいたい。」という思いがあると語った。

 これまでも幅広いジャンルの裏側を掘り下げてきた同番組らしく、シンプルなようで実は奥深い“子ども向けソング”の知られざる裏側や大人たちの熱い思いを感じさせてくれる貴重な内容となった。

 そして、この日のジャムセッションはだいすけお兄さんの思い出の曲で、ファン人気ダントツ1位に選ばれた名曲「ぼよよん行進曲」。ドラム大倉、トランペット横山は思わず控え室でも口ずさんでしまったという印象的な歌詞を、だいすけお兄さんとともに錦戸、安田の2人がギター&ボーカル・スタイルで優しく笑顔で歌い上げた。

 次回の『関ジャム 完全燃SHOW』は12月3日、玉田豊夢とピエール中野(凛として時雨)をゲストに迎えドラム特集を放送する。



◎番組情報
テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』
毎週日曜23:10〜
※一部地域を除く