アニメとの相性抜群! UNISON SQUARE GARDENの快進撃【Chart insight of insight】

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 今週もHot100は入れ替わりが激しい。関ジャニ∞のダントツ1位は予想できたものの、315 STARSやAqoursなどアニメ関連楽曲がトップ10の半数以上を占めており、アニメチャートのHot Animationのトップ10とかなりかぶっているのが特徴だ。なかでも、UNISON SQUARE GARDENの2曲がトップ10に入っているのが目立つ。

 まず、7位に入ったのは、11月8日リリースの「Invisible Sensation」(【表1】)。TVアニメ『ボールルームへようこそ』のオープニングテーマとなっており、Hot Animationでは先週に引き続き3位と好調だ。グラフを見てみると、ツイッターのつぶやき数やルックアップ(PCによるCD読み取り回数)の数値もそれなりにはあるが、やはり断然ダウンロードやストリーミングを含むセールス数のポイントが高い(紫のグラフ)。タイアップ曲はおしなべて一時の流行ものとして消費される傾向が強いが、動画再生数がそれほど高くないことなどを考えると(赤のグラフ)、今更言うまでもないが、しっかりと楽曲及びアーティストとして認知されていることがわかってくる。

 もう1曲の「fake town baby」は、11月15日発売の新曲で、今週のHot100では初登場10位。こちらもTVアニメ『血界戦線&BEYOND』 のオープニングテーマとなっており、Hot Animationでは、6位となっている。同じ『血界戦線&BEYOND』のエンディングテーマだった「シュガーソングとビターステップ」が大ヒットしたこともあり、この曲には期待が高まる。その証拠に、ラジオのオンエア回数が一気に10位にまで上昇している(緑のグラフ)。ちなみに、同アニメの今回のエンディングテーマは、DAOKO×岡村靖幸の「ステップアップLOVE」ということもあり、音楽面での話題性も十分だ。

 いずれの楽曲も、どこまで売れ続けるかはこれからの展開次第だが、2週連続でアニメタイアップ曲をチャート上位に送り込むというUNISON SQUARE GARDENの進撃ぶりはインパクトが大きい。実力派バンドでありながら、巧妙にタイアップを利用する彼らに今後も注目したい。Text:栗本斉