日本を訪れる中国人観光客が足を踏み入れるのを楽しみにしている施設の1つが、コンビニだ。弁当やホットスナックをはじめとする商品のラインナップが充実していること、そして買い物以外にも様々なサービスを受けることが大きな魅力のようだが、中国メディア・今日頭条は22日、これまで数多の中国人を驚かせてきた日本のコンビニのある「サービス」が消えようとしているとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人観光客が足を踏み入れるのを楽しみにしている施設の1つが、コンビニだ。弁当やホットスナックをはじめとする商品のラインナップが充実していること、そして買い物以外にも様々なサービスを受けることが大きな魅力のようだが、中国メディア・今日頭条は22日、これまで数多の中国人を驚かせてきた日本のコンビニのある「サービス」が消えようとしているとする記事を掲載した。

 記事は「日本では成人向け雑誌がコンビニに堂々と並んでいる。こんな国は日本以外ではとても少ないだろう。成人雑誌エリアは他の雑誌とは区分けされてはいるものの、表紙の刺激的な写真は多くの人に気まずさを抱かせてきた。そんななか、イオン系列のコンビニ・ミニストップが来年1月より全国各地の約2200店舗で成人雑誌の販売を取りやめると発表した。日本のコンビニでは初めてだ」と伝えた。

 そして、成人雑誌の販売を取りやめる背景としてミニストップが「以前は30-40代の男性が主な顧客層だったが、現在は女性客の割合が増えており、女性が買い物しやすい環境へと変えていく必要性がますます大きくなってきた」と説明したことを紹介。この措置は「子どもが見ないよう気を使わずに済む」など、多くの女性から賛同が寄せられる一方で、一部男性からは措置に反対する声も出ているとした。

 また、日本のネット上では「コンビニが成人雑誌の販売を止めても、今やネット上でいくらでも無料のアダルトコンテンツが見られる」との指摘がでていることに言及。「影響を受けるのは成人雑誌出版業だ。日本の成人雑誌は1950年代に出現し、写真集やマンガなどさまざまなジャンルに広がっていった。70年代には成人雑誌の自動販売機が出現し、80年代には続々と人気雑誌が登場したが、2000年以降は行政による規制やインターネットの発達によって、多くの雑誌が廃刊や休刊を余儀なくされている」とし、成人雑誌業界には大きな痛手になると説明している。

 コンビニの弁当や惣菜、スイーツがこれほどまでに充実するようになったのは、まさに利用する主な顧客層が従来とは変わってきたことを示すものと言えるだろう。成人向け雑誌の販売休止もその1つだ。競争の激しいコンビニ業界は特に、時代の変化に敏感なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)