【警告】仙台=増嶋竜也(60分)、大岩一貴(86分) 横浜=ミロシュ・デゲネク(45分)、山中亮輔(62分)、天野純(73分)、喜田拓也(74分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】石原直樹(仙台)

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[J1リーグ33節]仙台2-2横浜/11月26日(日)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 6
23本のシュートを放ち、ボールも圧倒的に支配。前半のうちに逆転に成功しながら、後半の決定力不足が響いてドローに。いい試合をしながら勝ちきれない、まさしく今シーズンを象徴する展開だった。

【仙台|採点・寸評】
GK
21 関憲太郎 5.5
2失点とも責められない内容ではあったが、流れの悪い時間帯に味方の選手をどう動かすかは今後の課題だ。

DF
4 蜂須賀孝治 6
縦への鋭い突破からクロスで決定機を作ったものの、みずから内に切り込んでシュートを撃つ場面がもう少しあっても。

13 平岡康裕 6
セットプレーの競り合いで圧倒的な強さを見せ、2ゴールに絡んだ。オウンゴールで勝点2を失う形になってしまったのが残念。

27 大岩一貴 6.5
CKのこぼれ球を混戦の中で落ち着いて決めるなどチームに貢献。守備でも相手のカウンター攻撃を再三ストップした。

50 増嶋竜也 6
ビルドアップの起点となるパスが冴え、守備でもベテランらしい落ち着きを披露。大きなミスはなく、最終ラインで存在感を放った。

MF
7 奥埜博亮 6
身体を張った守備でチームに貢献。決定機にも絡みシュートも3本放ったが、いずれもゴールにはつながらなかった。

18 三田啓貴 6
自身のプレースキックから2ゴール。長短を織り交ぜたパスでチームを巧みに操った。バイタルエリアに近づいたときのプレー精度をさらに高めたい。

29 古林将太 6(89分OUT)
前半から思い切りのいいプレーで積極果敢に敵ゴールに迫り、チャンスの山を築く。試合終盤はやや攻め疲れた印象も。

16 野津田岳人 5.5
相手守備陣の間に入り込み、推進力のあるドリブルで好機を演出したが、シュートは1本止まり。今後はミドルレンジからも積極的に狙いたい。
FW
30 西村拓真 5.5(89分OUT)
前線を幅広く動きまわり後方からのボールを引き出したが、再三の好プレーがゴールにつながらないのは判断の甘さが原因。その部分を突き詰められれば。

11 石原直樹 6.5
チーム最多の7本のシュートを放ち、技ありの逆転弾でチームに勢いを与えた。自己最多タイとなる今季10ゴール目。チームの年間MVPに輝いたのも納得だ。

交代出場
FW
20 クリスラン -(89分IN)
出場時間はわずかながら、流れを引き寄せるプレーで最終盤の猛攻を演出。際どいシュートでチームの救世主になりかけたが。

MF
25 菅井直樹 -(89分IN)
短い出場時間の中で結果を残すべく走り回ったが、ほとんどボールに絡めないまま試合終了を迎えている。

監督
渡邉 晋 5.5
相手を圧倒することには成功したものの、敵将が終盤に見せた選手交代や布陣変更に対して効果的な手を打てず、勝点2を失う。負傷者が多いチーム事情はわかるが……。
[J1リーグ33節]仙台2-2横浜/11月26日(日)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
前半から仙台にボールを支配され、後手を踏む展開が続く。試合終盤に相手のミスからドローに持ち込むのが精一杯だった。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5.5
久々のユアスタで2失点を浴びるも、自分の持ち味である精度の高いロングフィードと確実なシュートストップを存分に披露。

DF
13 金井貢史 5.5(80分OUT)
対峙する蜂須賀の突破を止めきれず、自由にクロスを上げさせてしまった。後半はシュートを1本放ったものの、攻撃に絡む機会はほぼ皆無で……。

22 中澤佑二 5.5
エアバトルには絶対的な強さを見せたが、DFラインを高い位置に保てずに中盤のスペースを使われ、多くのシュートを浴びる要因に。

34 ミロシュ・デゲネク 5.5
身体を張ったクリアもあったが、仙台の3トップの自由奔放な動きに翻弄され、シュートまで持ち込まれてしまう場面が目立った。

24 山中亮輔 5.5
前半、何度も対面の古林の突破を許したが、後半は攻撃に出る場面もあり、古林への対応も改善した。

MF
5 喜田拓也 5.5(84分OUT)
対人プレーの強さは相変わらずながら、マーカーに先手を取られ、ファウルになってしまう場面も。不要な警告を受けて最終節は出場停止に。

MF
14 天野 純 6.5
「突き刺さる」という表現がしっくりくるような見事なフリーキックで先制。終盤に放った執念のミドルシュートがオウンゴールを呼び込んだ。

37 イッペイ・シノヅカ 5(67分OUT)
スピードを生かした縦への突破が敵の脅威となったのは立ち上がりの数分間だけ。相手に動きを覚えられると徐々に試合から消えていった。

25 前田直輝 5
前半は決定機にほとんど絡めず、試合終盤、スペースができ始めてからようやく効果的な動きができるように。

33 ダビド・バブンスキー 5.5
ボールを持てば技術の高さを見せ、得意のボールキープからへチャンスを作ったが、周囲と連動したプレーが少なく、やや孤立気味だった。
FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 5
前線でボールを収める役割、シュートを決めきる役割ともに不十分。シュートはわずか1本で、ほとんど決定機に絡めなかった。

交代出場
MF
18 遠藤渓太 6(67分IN)
ゴールに直結するプレーは皆無だったが、右サイドハーフ、右サイドバックとして果敢に突破を仕掛け、攻撃のリズムにポジティブな変化を加えていた。

FW
16 伊藤 翔 -(80分IN)
DFとの交代出場でトップ下に入りながら、ボールに触れる時間が少なく、攻撃面においてはほとんど効果的な仕事ができなかった。

MF
8 中町公祐 -(84分IN)
出場時間は短かったが、的確なボールさばきで中盤に落ち着きを与え、チームに流れを引き寄せることに成功した。

監督
エリク・モンバエルツ 5.5
前半は仙台にボールを支配され続け、低調な内容。後半攻撃の選手を増やし、勝点1を得たものの、4位浮上は厳しくなった。

取材・文●小林健志(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。