【ソウル聯合ニュース】収賄罪などに問われている韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告の公判が27日、ソウル中央地裁で42日ぶりに再開されたが、朴被告は健康問題を理由に出廷しなかった。同地裁は本人欠席により公判を28日に延期することを決めた。朴被告が再び欠席すれば、被告不在で公判を行うとみられる。

 公判は、弁護団が朴被告の勾留期限の最長6カ月延長が認められたことに反発して辞任し、先月16日を最後に開かれていなかった。朴被告は「法治の名を借りた政治報復」と批判し、公判をボイコットする意向を表明していた。

 朴被告は27日の公判に先立ち、健康上の理由から出廷しないとする欠席事由書を収監されているソウル拘置所に提出したが、地裁は動けないほどではなく欠席する正当な理由とは見なし難いと指摘。28日の公判に出廷しない場合は「被告不在のまま公判を進めるかどうかをあす最終決定する」と説明した。ただ、被告不在のまま公判を進めることができ、その場合は不利益が生じる可能性があることを説明、熟考する機会を与える方針を示した。

 この日は弁護団の辞任を受けて選定された朴被告の国選弁護人5人がそろって出廷した。弁護人によると、これまで朴被告に接見を求める文書を3回送ったが、応じてもらえなかったという。