会見に臨むIAAFの反ドーピング作業部会で責任者を務めるルネ・アンデルセン氏(2017年11月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】国際陸上競技連盟(IAAF)は26日、ロシアのドーピング一掃が不十分だとして、同国に科せられた資格停止処分の継続を決定した。

 IAAFの反ドーピング作業部会で責任者を務めるルネ・アンデルセン(Rune Andersen)氏は、ロシアの復帰に必要な条件がそろうには、「いくつかの重要な点が未解決のまま」であると語った。

 ロシアは国家ぐるみのドーピングにより2015年11月から国際大会への出場資格を取り消されており、選手たちは昨年のリオデジャネイロ五輪、今年の第16回世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics London)の欠場を余儀なくされた。

 またアンダーセン氏は、世界反ドーピング機関(WADA)がロシア反ドーピング機関(RUSADA)への処分を解除しない限り、IAAFは同国の選手が世界大会に出場することは許可できないとしている。

 WADAは今月中旬、RUSADAがドーピングの国際規則に適合していないと判断している。

 モナコで行われたIAAFの会合内での会見でアンデルセン氏は、ロシア側はドーピングの証拠隠滅を行ったことを受け入れるのを渋っているとし、「これまに発生したことについて認めることがなければ、再び起こらないという保証はない」と付け加えた。
【翻訳編集】AFPBB News