男子テニス、国別対抗戦デビスカップ、ワールドグループ決勝。フランス対ベルギー。トロフィーとポーズをとるフランスチーム(2017年11月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)は26日、仏リール(Lille)でワールドグループ決勝が行われ、フランスはリュカ・プイユ(Lucas Pouille)が6-3、6-1、6-0でスティーブ・ダルシ(Steve Darcis)との最終第5試合に勝利し、2001年以来10度目の優勝を飾った。

 初日の第1試合はダビド・ゴフィン(David Goffin)に完敗を喫した世界ランキング18位のプイユだったが、この日はダルシを1時間34分で一蹴。試合後には地元テレビ局に対し「チーム一丸となり、ファンや家族、そして友人たちの前で勝つことができて最高だ。思いっきり祝いたい。チームのことを誇りに思う」と喜んだ。

 今回のタイトルにはフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領からも称賛の声が上がっており、同大統領はツイッター(Twitter)で「勝利したチーム全員にブラボー。すべてのフランス国民を誇らしい気持ちにさせてくれた」とつづった。

 また、フランスチームを率いたヤニック・ノア(Yannick Noah)監督にとっては、これが3度目の大会制覇。1990年代に2期にわたって同国を指揮した後、2015年に再び代表復帰したノア監督は、18日のダブルスでリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)/ピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert)組を起用する驚きの采配を見せ、これが見事に的中した。

 1983年の全仏オープンテニス(French Open)で栄冠に輝き、四大大会(グランドスラム)で最後に優勝したフランス出身選手となっているノア監督は試合後、感極まった様子で「4人全員で3勝を稼いだのは素晴らしい。みんなが欲しがり、個人ではなくチーム精神を第一にやってきた。最高にハッピーだ」とbeINスポーツ(beIN Sports)に語った。

 対するベルギーは、エースのゴフィンが7-6(7-5)、6-3、6-2のストレートでジョーウィルフライ・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)との第4試合を制し、対戦成績を2勝2敗のタイにしたが、悲願の初優勝とはならなかった。

 最後にトロフィーを掲げてから2002年、2010年、2014年の計3度にわたって決勝に進みながらも、あと一歩のところでタイトルに手が届かなかったフランスは、今回の勝利で優勝回数を英国と並ぶ10回とし、最多32回の米国、そして28回で2位のオーストラリアに続いている。

 ガスケと共に出場した2014年大会はロジャー・フェデラー(Roger Federer)やスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)を擁するスイスの前に涙をのんだツォンガは「ついに勝てて最高の気分。10年間ずっと追い求めてきた」「他のことは脇に置き、この大会に出て勝てるようにやってきた。本当にうれしい」と喜びを爆発させた。

 一方、今回が1904年と2015年に続きわずか3度の決勝だったベルギーのヨハン・ヴァン・ヘルク(Johan Van Herck)監督は「非常にタフになることはやる前から覚悟していた」とした上で、「勝つためにできることはすべてやったが、最終的に結果がついてこなかった」と悔やんだ。
【翻訳編集】AFPBB News