この週末は日本代表の中心選手がベンチを温めた【写真:Getty Images】

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 ロシア・ワールドカップ(W杯)で日本代表をけん引するはずの“海外組”に異変が起きている。今週末、ヨーロッパでプレーする日本人選手にブレーキがかかった。

 シュトゥットガルトのFW浅野拓磨はブンデスリーガ初ゴールを記録した。エイバルのMF乾貴士も得点に絡む働きをしている。だが、いわゆる欧州5大リーグでプレーする日本人選手はおとなしい週末だったと言わざるを得ないだろう。

 ボルシア・ドルトムントのMF香川真司は、シャルケとの「レヴィア・ダービー」で出番がなかった。このダービーを得意としている香川だが、4点リードから追いつかれる試合展開も影響してか、ピッチに立つ機会は訪れていない。

 インテルのDF長友佑都は、2試合連続で出場がなかった。前節の欠場は代表戦の疲れを考慮したという見方が強かったものの、25日カリアリ戦で出番がなかったことは、長友のレギュラーポジションが怪しくなっていることをうかがわせている。

 イングランドでは、レスター・シティのFW岡崎慎司が厳しい時間を過ごしている。クロード・ピュエル監督の就任から序列が下がっていることは明らか。出場すればコンスタントに活躍してきたが、指揮官の交代で再びアピールを必要としている。

 また、サウサンプトンのDF吉田麻也も出番を減らしているところで、リバプール戦に続いてエバートン戦でもベンチスタートだった。勝利がほぼ確定した終盤に投入されたが、シーズン序盤のような立場ではなくなっている様子だ。

 浅野が活躍したドイツでは、フランクフルトのMF長谷部誠がレバークーゼン戦に起用されなかった。ヘルタ・ベルリンのFW原口元気は、ベンチメンバーからも外れている。

 フランス・リーグアンでは安定した活躍を続けてきたマルセイユのDF酒井宏樹が先発を外れ、89分に投入されただけだった。メスのGK川島永嗣はアミアン戦で出番なし。これで3試合連続のベンチだ。

 浅野や乾のほか、ハンブルガーSVの酒井高徳もボランチとして存在感を示していたが、日本代表の主力を張ってきた選手たちがコンスタントに試合に出られなければ、W杯に影響があるかもしれない。

text by 編集部