大宮は最終節を残してJ2降格が決定した

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[11.26 J1第33節 大宮0-0甲府 NACK]

 自ら責任をかぶった。キャプテンマークを巻いた大宮アルディージャのFW江坂任は不発に終わり、「自分がゴールを奪えれば後ろがゼロで抑えてくれたので勝てた。クオリティが足りなかった」と言葉に悔しさをにじませた。

 江坂はここまでチーム最多7得点。ラストゴールは8月13日の第22節新潟戦(1-0)。今季、江坂がゴールを決めた試合は3勝3分(第15節新潟戦では2得点)と負けがなく、「もっともっとゴールを取れていれば勝ち点を積み上げられたし、勝ちにできるゲームがあったと思う」と、勝利を呼び込めなかったことを悔やんだ。

 昨季は年間勝ち点5位とクラブ史上最高の成績を残したが、その原動力となったMF家長昭博らが流出。「去年はアキさんにおんぶに抱っこだった。自分がまだまだ足元にも及ばないなとすごく感じたし、もっと成長しないといけない」。ここまでチーム唯一、全33試合に先発出場。家長が抜け、今季は自身がチームの攻撃を牽引する立場になったが、その荷は重かった。

 クラブワーストを更新する開幕6連敗でシーズンが始まり、焦燥感から悪循環に陥った。「早く勝ち点を取らないといけない状況の中で、焦った攻撃や焦ったボール回しが増えたのかな。攻撃のバリエーションも少なかった」。

 夏の中断期間にはFWマルセロ・トスカーノやMFカウエら助っ人外国人を補強。2度の監督交代にも踏み切ったが、降格は逃れられなかった。江坂は「一人一人が常に100%でやっていた」と指摘した上で、「チームとして見たときに守備と攻撃がかみ合っていなかった」と、チームが一つになれなかったことを嘆いた。

(取材・文 佐藤亜希子)


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