深堀、賞金ランク91位でシードを得ることはかなわず…(写真は初日)(撮影:岩本芳弘)

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<カシオワールドオープン 最終日◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>
来年のシード選手が決定した。義務試合数不足選手を除く賞金ランキング上位60名に与えられる第1シード。来年フル参戦できる権利を初めて手にしたのは27歳の小鯛竜也(賞金ランク27位)、21歳の星野陸也(同31位)、27歳の秋吉翔太(同43位)、25歳のT・シノット(同53位)、25歳の竹安俊也(同56位)の5選手。20代の若手たちが新たな“ツアーの顔”となった。また賞金ランキング上位61〜75名に付与される、出場が限定的な第2シードには、出水田大二郎(同66位)、北村晃一(同72位)、池村寛世(同74位)、日高将史(同75位)、デービッド・ブランスドン(同78位)の5名が入った。
目隠しパッティングに挑む松山&畑岡
この試合で最終日に5つスコアを伸ばし13位タイでフィニッシュした竹安は、大会前の65位から順位を上げて滑り込みで第1シード入り。先週は東北福祉大学の1年先輩、松山英樹と練習を共にし「いい球を打つな」と褒められた。その自信を胸にこの4日間を戦い抜いた。賞金シードは獲得したが、「普通にプレーすれば入れるとは思っていました。ただ、自分の力では優勝などは、まだまだ。そこは焦りもあります」と複雑な気持ちを吐露。来季までに「さらにトレーニングに力を入れたい。飛距離をあと20ヤードは伸ばしたいですね」と、パワーアップを遂げてツアー初優勝目指す。
一方、初めてシードを獲得するものがいれば、そこから落ちたものもいる。今大会予選を突破し、一発逆転を狙った小池一平(同104位)、近藤共弘(同94位)、岩本高志(同90位)、星野英正(同97位)、平塚哲二(同99位)ら今季シード選手は巻き返せずシード喪失が決定した。また、今大会を生涯獲得賞金26位で迎えた平塚は、1年間ツアーに出場できる生涯獲得賞金25位以内の資格取得もかかっていた。同25位の室田淳に66万7258円差と迫っていたが、この試合45位タイに終わり獲得賞金は66万円。わずか7258円差で今季の同資格取得を逃した。
14年に賞金ランク3位になった近藤は、01年から16年連続で賞金シードを守ってきた。今年2月にトレーニング中に腰を痛めたのが影響し、思うようなプレーができなかった。「休むことが怖かったけど、今思えば休んだほうが良かった。でも、それも自分が決めたことなので。将来的にはこの経験を生かしたい」とさばさばした表情で話した。
近藤は生涯獲得賞金25位以内の資格は保持しているが、来週のファイナルQTには出場する意向。QTで結果が出なかった場合に同権利を行使する予定だ。「これが今の自分の実力。気持ちが前向きになっているのでQTを受けます。もう一回立て直してやりたい。これで終わるわけではない」、40歳のベテランはそう言って前を向いた。
また生涯獲得の資格を行使して、賞金シード復活を期した深堀圭一郎も賞金ランク91位でシードを得ることはかなわず。50歳になる来年10月からシニアツアー参戦も可能だが、「(ファイナルQTに)エントリーはしました。身体やヒジの具合をみながら決めたいと思う」とQT受験して来年もレギュラーツアーを戦うことも示唆。この日は5バーディ・ノーボギーの“67”をマーク。シーズン最後にいいゴルフができたことが好材料、再起をかけて6日間を戦い抜く。

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