名古屋グランパスが後半の4得点でジェフユナイテッド千葉に逆転勝ちした

写真拡大

[11.26 J1昇格PO準決勝 名古屋4-2千葉 パロ瑞穂]

 J1昇格の最後の1枠をかけた戦い、J1昇格プレーオフ準決勝が26日に行われ、名古屋グランパスがジェフユナイテッド千葉に4-2で勝利した。決勝は12月3日、名古屋のホームで16時キックオフ。

 1年でのJ1復帰を目指す名古屋と、9年ぶりのJ1復帰を目指す千葉の対戦。名古屋は最終節で讃岐に勝利して3位に浮上。千葉は7連勝、最終節の横浜FC戦はアディショナルタイムの逆転弾で6位に滑り込み、J1復帰の可能性を繋げていた。

 今季の両チーム対戦は、千葉が2戦2勝。直近では2試合前の11月11日の第41節で激突しており、豊田スタジアムでの対戦だったが、3-0で千葉が勝利した。その時から千葉のメンバーに変更はなかったが、千葉に“3タテ”を食らう訳にいかない名古屋は199cmFWシモビッチを先発で起用した。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半は高いポゼッション率を誇る名古屋がペースを掴んだ。ゴール前でのチャンスが生まれだしたのは前半20分過ぎ。しかし25分のMFガブリエル・シャビエルの折り返しを素早く上げたDF青木亮太のクロスをニアで合わせたシモビッチのヘッドがGK佐藤優也の好セーブに防がれるなど、先制点は奪えない。

 しかしこのまま前半をスコアレスで折り返すと思われた前半アディショナルタイム2分、スコアが動く。左サイドでCKを獲得した千葉は、ショートコーナーを選択。MF為田大貴が仕掛けてクロスを入れると、混戦をFWラリベイがかかとで押し込む。 直後に前半終了のホイッスル。勝つしかない千葉が前半先制に成功した。

 得点が欲しい名古屋は後半9分に佐藤を下げてFW玉田圭司を投入。37歳ベテランの左足に命運を託す。すると同16分、名古屋に待望のゴールが生まれる。シモビッチの浮き球パスはDF近藤直也にクリアされかけたが、MF田口泰士がブロック。そのままゴール前まで持ち込むと、左足でゴールネットに収めた。

 ただ田口のブロックが手に当たったように見えたため、千葉の選手たちは猛抗議。しかし判定が覆ることはなかった。千葉は直後に為田を下げてMF清武功暉を送り込む。

 しかし勢いづいた名古屋は一気に試合をひっくり返す。後半21分、GK武田洋平からのロングボールが相手陣内まで飛ぶと、相手GK佐藤優也がエリアを出て処理しようとする。しかしボールは頭上を越えてしまうと、追い越したシモビッチが右足でゴールに流し込み、逆転に成功した。

 千葉は後半25分までにFW船山貴之に代えてFW指宿洋史、DF溝渕雄志に代えてDF北爪健吾と、交代カードを使い切って勝負に出る。しかし勝ち上がるには逆転するしかない千葉には難しいミッションだった。逆に後半41分にシモビッチにダメ押し点を献上。同45分にはラリベイがPKを決めて1点を返したが、ラストプレーでシモビッチにPKでハットトリックを決められた。J1復帰の夢はまたも叶わなかった。

 

(取材・文 児玉幸洋)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!

●2017シーズンJリーグ特集ページ

●2017J1昇格プレーオフ特集ページ

●J1昇格プレーオフ準決勝 スコア速報