【警告】なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】稲垣 祥(広島)

写真拡大 (全4枚)

[J1リーグ33節]広島 2-1 FC東京/11月26日(日)/Eスタ
 
【チーム採点・寸評】
広島 7
ボールを保持すると丁寧につなぎ、機を見て急所を突く縦パスを入れる。45分に先制すると、59分の同点弾にもめげずに見事な反発力で勝ち越し。そのままリードを守り切り、厳しかったシーズンのJ1残留を手にした。
 
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6.5
68分に至近距離のシュートを2度にわたってセーブした、頼れる守護神。38分にはキックフェイントで相手のプレスをいなした。
 
DF
43 椋原健太 6
柏やF・シウバとの連係が良く、右サイドを深い位置まで攻略する。何度もクロスを供給したがチャンスにはつながらず、精度向上に努めたい。
 
5 千葉和彦 6
快足を飛ばす永井への対応に苦慮するが、水際で食い止める。水本とのチャレンジ&カバーの関係性は良好だった。
 
4 水本裕貴 6
コンビを組む千葉、2ボランチと連動しながら相手の1トップ+2シャドーを封殺。59分の失点シーンは山田の後追いとなってしまったことが原因に。
 
3 高橋壮也 6.5
精力的に左サイドをアップダウンし、1対1で相手に勝る。攻撃時にはフリーランのタイミングが良く、的確なサポートを果たしていた。
 
MF
6 青山敏弘 6
パスを縦横に散らしながら、自身も前線へ。ダイナミズムを生んだ。また、危険地帯を埋めるリスク管理能力の高さも目を見張った。
 
15 稲垣 祥 7 Man of The Match
針の穴を通すようなミドルでチームに勝利を呼び込む。守備ではボールホルダーに身体を寄せてフィルター役となり、また青山とともにセカンドボールも奪取した。
 
10 フェリペ・シウバ 6.5
ペナルティエリア隅のスペースに入り込むと、カットインから左足を振り抜いて45分の先制点をアシスト。66分には稲垣の芸術ミドルも引き出した。
 
30 柴粼晃誠 6.5(83分OUT)
最終ラインとボランチの間にポジショニングをすると、持ち前のテクニックで攻撃の潤滑油に。前半終了間際にはF・シウバのシュートコースを変えて、先制ゴールを決めた。
 
18 柏 好文 6(86分OUT)
配置に縛られず、左右両サイドに自由に顔を出して相手DFを翻弄。決して奪われないボールキープ力は味方に駆け上がる勇気を与える。
FW
44 アンデルソン・ロペス 6
最前線でボールに食らい付き、攻守に身体を張り続けた。得点チャンスはあっただけに、ストライカーとしては及第点が精一杯の評価か。
 
交代出場
MF
8 森粼和幸 ―(83分IN)
勝利をもぎ取るためにピッチへ送り出されると、その役目を全う。バランスを整え、スペースを埋め、残留への有力な一手だった。
 
MF
7 茶島雄介 ―(86分IN)
柏との交代で86分から途中出場すると、見事に試合をクローズする。試合終了間際には、ボールを奪ってからのドリブルで時間を潰す場面も。
 
監督
ヤン・ヨンソン 6.5
やるべきことを整理して、選手たちを戦場へと向かわせた。勝ち越してからの交代策も「どう戦うのか」が透けて見える。勝点3を手にして、見事に広島を残留へと導いた。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【広島 2-1 FC東京 PHOTO】ホーム最終戦でJ1残留を決めた広島!試合後はミキッチが涙の退団セレモニー。FC東京の久保はJ1初出場!
[J1リーグ33節]広島 2-1 FC東京/11月26日(日)/Eスタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 5
少なくないミスがチーム全体にあり、常に相手の後ろに付いて行くような展開を強いられてしまう。またチャンスを生み出しながらも、決定機まではもっていけない個々の拙さや連係面の不足も残念だった。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
1 大久保択生 5.5
柴粼にシュートコースを変えられて先制を許すと、66分にはミドルシュートによって勝ち越し点を献上。立ち姿は少し心許なく映った。
 
DF
36 山田将之 5.5
本職の守備では押され気味もセットプレーで存在感。CKから一時は同点となるシュートを突き刺し、J1リーグでのプロ初ゴールを記録した。
 
4 吉本一謙 5.5(77分OUT)
激しい寄せで広島攻撃陣に迫ったが、効果としては今ひとつ。逆にA・ロペスのフィジカルに劣勢を強いられる場面も見受けられた。
 
5 丸山祐市 5.5
持てる能力を鑑みれば、披露したクオリティは物足りない。それでも左足で縦に付ける強烈なボールは一見の価値ありだった。
 
MF
37 橋本拳人 5.5
「ピッチを幅広くカバーした」というよりは、「立ち位置が定まらなかった」ようにも見えた。ただし、ボールを持って前進する迫力はあった。
 
38 東 慶悟 5.5
チーム全体がボール保持で劣勢に回り、時間の経過とともに存在感が希薄になった。テクニックは確かなだけに、もったいなさを感じる一戦だった。
 
2 室屋 成 5.5
敵にボールポゼッションを譲る展開で、担当した右サイドを幾度か崩されるシーンが。デュエルでも後れを取っていた印象が残る。
 
6 太田宏介 6
59分のCKからのアシストなど、正確無比な左足から繰り出されるピンポイントクロスは広島守備陣の脅威に。GKの判断を迷わせる絶妙な位置にボールを送った。
 
FW
8 郄萩洋次郎 5.5
チームの低調さに引きずられるように、自身も古巣相手に輝きを示せず。効果的なポジションを取ってはいるのだが……。
 
15 永井謙佑 5.5(81分OUT)
快足を飛ばして、なんともないボールをチャンスに変える。しかし、ファイナルサードでのプレー精度が不足していた。
FW
20 前田遼一 5.5(87分OUT)
精力的なチェイシング、前線での基準点作りと「CFらしさ」を見せる。パスに反応して相手DFに先んじた68分の決定機はものにしたかった。
 
交代出場
FW
41 久保建英 5.5(67分IN)
J1デビュー戦はアディショナルタイムを合わせて約30分弱のプレーでシュート1本。指揮官も「要求以上のことをしてくれた」と16歳ならざるクオリティを示せてはいた。
 
FW
21 ユ・インス -(77分IN)
1点を追う展開で77分からプレー。広島に対して怖さをある程度は示せていたものの、ゴールという結果は出せなかった。

MF
10 梶山陽平 -(86分IN)
86分に東との交代で投入されるも、得点には絡めないまま試合終了のホイッスルを聞く。ただ、プレータイムとロングボールの多用を考えれば致し方なしか。
 
監督
安間貴義 5
ハーフタイムに、選手交代でチームの停滞感を吹き飛ばす特効薬を打てず。久保建英のJ1デビューを演出したが、勝点ゼロという事実を厳しく考えた。
 
取材・文●古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。