フィギュアスケート女子・NHK杯(11月12日決勝)は、平昌冬季五輪の出場を巡る政治的陰謀も秘められていた!?
 「平昌五輪の出場枠は、以前の3枠から減って2枠。この枠をケガから復帰したエース宮原知子、今年の四大陸選手権で優勝した三原舞依、スケートカナダ6位の本郷理華らが争います。絶対的な女王はおらず、16歳の本田真凜、樋口新葉を加えた5人が有力視されています」(体協詰め記者)

 11月上旬のグランプリシリーズ中国大会では、樋口が僅差の2位で表彰台に上がる一方、期待された本田は5位で明暗を分けた。
 「樋口は、その前のロシア杯でも3位。平昌五輪代表に選ばれる可能性がもっとも高いのですが、スンナリとは決まらないのではないか」(同)

 選ぶ側の日本スケート連盟に、“本田の覚醒”を待っているような感が見受けられるのだが、現時点で当確は厳しい。しかし、12月21日から始まる全日本選手権で優勝すれば、一気に形勢逆転とも目されており、本田がNHK杯出場を見送ったのは、万全を期すためでもあったようだ。
 「本田に出てもらいたいというのがホンネでしょう。フィギュア女子は、お客を呼べるスター選手を欲していますからね」(関係者)
 浅田真央に頼りきった前時代が長すぎたのだ。

 本田は、妹2人が大手芸能プロダクションに所属する芸能一家の次女。実力は優勝した世界ジュニア選手権で証明済みだが、シニアではまだ開花していない。
 「話題性は十分ですが、実力も兼ね備わらないと、浅田のような確実にお客を呼べる選手にはなれません。ジュニアからシニアに転向してまだ1年目。これからの選手です」(前出・記者)

 連盟や大会主催者が危惧するのは「ポスト浅田待ち」が長引き、協賛企業が下りてしまうこと。そのため、ゴリ押しで本田を五輪選手に選んでしまうのではないかとの見方も強まっている。
 そうなると、宮原、樋口ら世界で実績を残した誰かが落ちる。五輪出場は少女の夢を踏みにじり、大人の都合が優先されそうだ。