柏レイソルGK中村航輔

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[11.26 J1第33節 鹿島0-0柏 カシマ]

 打たれたシュートは23本。そして、多くの決定機を創出された。しかし、柏レイソルGK中村航輔は最後の最後までゴールマウスを守り抜いた。

 相手は、勝てばJ1リーグ2連覇が決まる鹿島アントラーズ。「選手であれば、誰もがそういう気持ちだと思う」というように、目の前で相手が優勝を決め、歓喜を爆発させる瞬間は目にしたくはなかった。序盤こそ、こう着状態が続くが、徐々に柏が押し込まれる時間帯が続く。しかし、そこで立ちはだかったのが中村だった。前半29分、FW土居聖真の落としから放ったMFレアンドロのシュートを弾き出すと、同35分にはMF遠藤康の鋭いミドルシュートをストップ。

「自分たちの想定していない流れになると、ある程度は想定していたので、何とかしたい気持ちがあった」

 その言葉通り、後半も好セーブを連発する。後半11分にMFレオ・シルバのシュートを右手1本で弾き出し、同13分には遠藤のボレーを防ぐ。さらに同14分にDF昌子源の決定的なヘディングシュートがクロスバーを叩いて難を逃れると、同20分にはレアンドロのミドルシュートを好セーブでしのぎ、攻め込まれながらも無失点でしのぐ原動力となった。

 しかし、チームには得点が生まれず0-0のスコアレスドロー。勝ち点1の上積みに終わり、ACL出場権が与えられるJ1リーグ3位以内の可能性が消滅した(柏が天皇杯で優勝、もしくはC大阪が天皇杯優勝して柏が4位になればACL出場)。「何とかして勝ち点3を取ろうというスタンスでゲームに入ったけど、引き分けという結果に終わってしまい残念です」と肩を落とした。

(取材・文 折戸岳彦)


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