結婚式で、「ご祝儀」としてお金を包む日本。ケチることが難しいお祝いごとだけに、いくら包むべきか悩んだりした経験はないだろうか。そこで今回は、海外のご祝儀事情に注目。在日外国人20名に、結婚式でお金を贈る風習があるか聞いてみた。

○Q.日本では結婚式に参加する場合、「ご祝儀」といってお金を数万円払う風習があります。あなたの国では結婚する人にお金を贈る風習はありますか?

ある:13名

ない:7名

■ある

「母国もお金を払いますが、招待した人からもらったお金が、その招待した人の結婚式の時に同じ金額でお祝いすることが多いです」(カンボジア・20代前半・男性)

「お祝い金を普通に払う」(マレーシア・40代前半・男性)

「ある。お金だけじゃなくてプレゼントをあげる風習がある」(ロシア・20代前半・男性)

「あります、最近はお金を贈る場合が一番多い」(ポーランド・30代前半・男性)

「あります。通常は新居のための家電などを買いますが、何をすでに持っているか知らない時、何を買って喜んでもらえるかわからないときにお金を払うのがありです」(イタリア・20代前半・女性)

「フィリピンでは無理にみんなが同じ額であげる必要はありません。本当に気持ち次第です。また、お金がありそうなのに少ししかあげない人は白い目で見られます。だけど縁が薄い人でも少しでもお金を贈る人はたくさんいるはずです」(フィリピン・30代後半・女性)

「あります」(インド・30代前半・男性)

「はい、あります」(香港・20代後半・男性)

「あります」(ドイツ・30代前半・男性)

「あります」(タイ・40代前半・男性)

「あります」(スペイン・40代前半・女性)

「あります」(中国・20代前半・女性)

「はい。あります」(エジプト・30代前半・女性)

■ない

「特にありません。日本でこの習慣に初めて触れてちょっとびっくりしました」(シリア・30代後半・男性)

「ありません。物をあげます。結婚リストというものがあって、そこから選びます。さらに、レセプションは無料参加です」(オーストラリア・30代後半・女性)

「アメリカは普通プレゼント(日用品など)をあげる習慣ですけど、お金の方がいいと思います。新しい生活を始めるには、お金がたくさんいりますね」(アメリカ・30代前半・女性)

「お金よりはキッチン用品や家電のような品物を贈りますが、ダブってたりするし、お金の方がいいかも」(ハンガリー・30代後半・女性)

「寄付以外でお金をあげる習慣はないです」(パラグアイ・50代・女性)

「一般的にありません」(スペイン・30代前半・男性)

「ありません」(ペルー・40代前半・女性)

○総評

アンケートの結果、日本以外でも結婚式に現金を贈る国は多数あった。フィリピンでは、金額こそ少ないが、縁が薄い人でも贈ることが多いという。また、「お金持ちなのに少ししかあげないと白い目で見られる」こともあるとか。日本でも、ある程度の役職についていたり、近しい親族にもなると、他の参列者よりも多く包まなければと考えるものだが、高額な費用がかかるのは正直厳しい人もいるだろう。新郎新婦もまた、ゲストへの負担を考え、全員一律の会費制パーティーにするカップルが、日本でも増えているようだ。

日用品や家電品といったプレゼントを贈る国も多かった。ただ、何が欲しいのかが分からなかったり、他の人とダブってしまうこともあり、「お金の方がいい」という意見もチラホラ…。何をあげるにしろ、"結婚を祝福したい""喜んでもらいたい"という気持ちは、万国共通。そんなゲストの気持ちに、どんな引出物で応えるのか。海外の引出物事情について調べてみるのも、面白いかもしれない。